事務局日誌: 現地報告-コーヒーの価格

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現地のコーヒー協同組合であるKNCUの買い取り価格は、現在もTsh400/kgのまま。しかも価格提示はされていても、実際には買いつけ停止状態で、コーヒー農家はますます窮地に追い込まれています。
 
村への道々、各農家で栽培されているコーヒーの木を見てみても、明らかに手入れを放棄してしまったような木が増えているように思えます。将来的にまたあがるかもしれないコーヒー生産者価格に期待する村人もいますが、国際的なコーヒーの需給バランスもさることながら、生産者価格は清算されるコーヒーの品質と表裏一体のものです。手入れを放棄すれば高品質は望むべくもなく、悪循環にさらに輪をかけることになります。
 
こうした中で、KIWAKABO TEMAというテマ村のコーヒー生産農家による、有機無農薬による高品質コーヒー栽培の取り組みが始まっています。彼らは自分たちの生産したコーヒーをはじめて出荷したのですが、生産したコーヒーはKNCUを通さずに直接競売にかけ、比較的品質もよかったことから、Tsh650/kgほどの根がつきました。品質や収量のことなどはこれからまだ調べてみる必要がありますが、昨年に続き、耐病性に優れる改良品種の支援など、彼らの取り組みを後押しすべきかどうか、今回の現地入りの間に判断したいと思っています。

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