海外活動その他
TEACA事務所に搬入された、貸し出し用のイス
TEACAの自立をはかるための小規模収入事業として、新たにイスの貸し出し事業を始めた。タンザニアでは結婚やお葬式など冠婚葬祭時には、多くの親類縁者、近隣者、友人などを家に招くのだが、いかんせんいつもイスが足りなくなる。そこで苦労してあちこちから借りてくることになるのだが、そのイスをストックしておいて貸し出そうというもの。
それほど大きな収入に結びつくわけではないが、結構コンスタントな需要がある。TEACAは村人を集めての集会などでイスが必要になる機会も多く、自分たちの必要を満たしつつ一石二鳥をねらった取り組みといえる。
「自立していくためには、自分たちでできることは何でもやっていかないと」とは、このアイデアの発案者であるTEACAリーダーのムチャロ氏の言。