タンザニア・ポレポレクラブでは、メンバーが自分たちでタンザニアの村人との協力活動に取り組んでいます。一緒に取り組んでくださるメンバーの募集を4回シリーズでお伝えしています。第3回目の今日は、小学校を対象とした辞書・手作り絵本支援の取り組みです。
☆辞書支援プロジェクトとは?
「辞書支援プロジェクト」は、2002年のタンザニア・キリマンジャロ植林ワークキャンプに参加したメンバーが、タンザニアで楽しい時を過ごす一方で、村が抱える問題にも気付き、彼らと協力して何かできることがないか、そう考えたことから始まりました。
タンザニアでは小学校から英語教育が始まりますが、基本的に授業は現地の国語でもあるスワヒリ語で行われます。ところが中学校に入ると、授業はすべて英語に切り替わってしまいます。その結果、英語を理解できないためにドロップアウトしてしまう生徒も少なくありません。したがって、小学校での英語教育がとても重要となってきます。しかし、村の小学校には英語の辞書すらありません。そこで私たちは、小学校へ「英語・スワヒリ語辞書」を支援することにしました。そしてさらに、子供たちが英語に触れる機会を増やし、親しみを持ってもらうために英語の絵本支援にも取り組んでいます。
☆絵本支援のための絵本作りに参加してみませんか?
メンバーが手作りした絵本を、キリマンジャロ山麓にあるテマ村に支援することになりました。現在、絵本をそれぞれメンバーが分担して、冊数を増やすための作業を行っています。しかし、まだまだ人手不足です。そこで、今回絵本作りに興味がある方や協力していただける方を募集しています。絵本作りというと難しく感じてしまうかもしれませんが、手伝ってもらいたい内容は、主に絵本の色塗りと製本作業です。絵本の内容(4種類を制作)は既にできているので、絵を描くのが苦手な方でも大歓迎です。アットホームな雰囲気の事務所で私たちと一緒に絵本を作ってみませんか?
子供たちが喜ぶ顔を想像しながら作る絵本は、とっても楽しいですよ!!メンバー一同心よりお待ちしています!!興味がある方はぜひ、事務局までご連絡ください。宜しくお願い致します。
※「辞書・手作り絵本の取り組み」では、毎月第2週の金曜日、PM6:30~事務所でミーティングを開催しています。
※タンザニア・ポレポレクラブでは、この辞書・手作り絵本の取り組み以外にも、メンバーが現地の村人と協力しながら、「手工芸品(バナナカード)」「手工芸品(カンガバッグ)「コーヒー農家支援」などにも取り組んでいます。これらの活動にはどなたでも参加できますので、一緒に取り組んでみたい!という方は、お気軽に下記の事務局までお問い合わせ下さい。
次回は、コーヒー生産農家支援の取り組みです!