キリマンジャロ山麓で普及している改良カマドが村の女性たちの間で高い評価を得ている。

先日、テマ村フォイェニ（※）にある女性グループを対象としてこの改良カマドによる料理のデモンストレーションを行ったが、高評価の理由として、薪の消費量が少ない（薪集めの重労働が軽減される）、煙が出ない、一度に多くの調理を同時にできる、余熱が朝まで持つ、安全な熱湯がいつでも手に入るなどが挙げられた。

※私たちがおもに活動しているキリマンジャロ山麓のテマ村は、日本で言えば一つの市ほどの面積があり、テマ村の下に５つのサブビレッジがおかれている。
フォイェニはそうしたサブビレッジの一つ。
　
改良カマドはＴＥＡＣＡと協力して毎年１０基ずつ普及支援していく計画であるが、このフォイェニ女性グループにも設置支援することを考えている。（毎年３基～１０基）。
　
結論は帰国後に活動検討会で詰めることとしたい。