半乾燥地プロジェクト地の状況

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海外活動森林保全

TEACAが半乾燥地プロジェクトに取り組んでいるヒモ近郊であるが、今年は大雨期にほとんど雨が降らず(例年なら雨量の最も多いはずの4月に降水量ゼロ)、作物にも大きな被害が出ている。
 
学校で僅かな給食用の水すら確保できず、水を探しに行った子ども達が空のプラスチック容器を手に下げ、虚しく帰って来る姿を見掛ける。
 
そればかりではない。今年に入り隣国ケニアのツアボ国立公園から、水を求めて象がこのエリアまで侵入してきて、畑、家屋、そして村人にまで被害が出ているという。

幸いキリマンジャロ州全体での作物の作況はそれほど悪くはなさそうなので、飢饉になるようなことはないと思われるが、「一滴でも良いから雨が降って欲しい」という村人たちの声は切実である。

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