中学校の訪問学習を受け入れました

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国内活動/イベント

今日、修学旅行中の中学校の生徒さんたち6名が、訪問学習の一環として事務所を訪れました。

今年から総合学習の時間が始まったこともあって、その中で、或いはそれに向けて数年前から、第三世界の様子や国際協力などについて、NGOの事務所を訪問して話を聞き、理解を深めるというケースが増えています。

学校での総合学習のあり方についてはまだまだ議論のあるところで、また今日も短い時間の中でどれだけ生徒さんたちが知りたいことや、こちらが伝えたいことを伝えられてだろうか、と自問もしてしまいますが、それでも実際に訪問学習を受け入れてみて、悪いものではないなと感じました。

教科書を使った勉強では、学ぶべきことをスマートに学ぶことが出来るかも知れませんが、自分達が学んでいることの実感となると、なかなか難しいものがあります。生徒さんたちが自分たちにより身近に思える視点、具体的切り口を提供し、実感に近い形で学んでもらうという点では、私たちのような市民活動は向いているといえるかも知れません(もちろん、NGOや市民活動のみならず、中小企業の訪問でも、農家の訪問でも、座学を離れて自らの実感を通して学んでみるということは、大切なことだと思います)。また、実感を通して自分たちを客観視するよい機会にもなります。

訪問学習を通して、少しでも実感をともなった新しい視点を、生徒さんたちが持ち帰ってくれたならよいが、と思っています。

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