事務局日誌: 「2009年度会員総会」 が開催されました

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28日に「2009年度会員総会」が開催され、前年度事業報告/収支決算、当年度事業計画/収支予算および役員改選案とも、審議、ご承認をいただくことが出来ました。

2009年度は、海外事業、国内事業とも大きな転機を迎えています。海外事業においては、とくにキリマンジャロ山の国立公園境界線の再策定にともなう、地域住民の利用排除問題が、植林活動はおろか、住民生活に大きな影響を及ぼしています。境界線の見直しを、政府および管轄省を含む関係諸部門に働きかけていく必要があります。また森林政策の中に、いかに住民の視点を反映させていくか、あるいは住民参加のもとに作り上げていけるような道筋をつけられるか。これまでの小規模苗畑グループを通じた植林活動に加え、これらの課題に取り組んでいくことになります。

また小規模苗畑グループ自体も、継続を前提とした支援体制から、自立を目指したグループ積立への取り組み状況等を勘案し、見直していくことになるでしょう。

国内においては今後10年の課題として、タンザニア・ポレポレクラブが多くの市民の手によって運営される市民活動となることを目指した、その具体的取り組み元年となります。

どれも短期間に結果が出る課題ではありませんが、一歩一歩前進させていきたいと考えています。

2009年度も多くの皆さまに、当会の活動に関心を持ち、見守っていただけるようでしたら幸いです。

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