事務局日誌: 村で見かける生きものたち

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最近Rafikiプロジェクトで 「テマ村の森自慢ガイドブック」 を作っていることもあり、森に「ある/いる」 さまざまなものに、より目がいくようになっています。といっても普通はこちらから求めて探さない限り、お目にかかれないケースが殆どなのですが、ときには向こうからやって来てくれる幸運も。しかし今回のようなケースは、たぶんもうなさそう??

というのも、フクロウがTEACAの事務所に入り込んできてしまったのです。夜仕事をしていてトイレに行きたくなり、部屋を出て2、3歩き出したところで「ん??なんだ???」。ドアの脇に置いてある机の上に何か「異物」があったような・・・。

振り返ってみてビックリ。大きな丸い目をしたフクロウが、机の縁にとまってじっとこちらを見ていたのです(写真1)。逃げるでもなく、まるでぬいぐるみか置物のようにジ~ッとして動きません。

 

(写真1)部屋に入ってきたフクロウ

(写真1) 部屋に入ってきたフクロウ

 

TEACAの事務所前の枯れ木には、夜中によくフクロウが番でやって来ます。事務所の蛍光灯に集まる蛾が狙いなのではないかと思っているのですが、まさか中まで入ってくるとは。確かにドアが開いていたのですが、よほど熱心に蛾を追いかけていたのでしょうか?

そうしたらその数日後、こんどは小鳥が部屋に飛び込んできました。こちらはキンムネシトド(別名キンムネホオジロ、ホオジロ科、学名:Emberiza flaviventris、英名:African Golden-breasted Bunting)という鳥です(写真2)。アフリカの赤道直下や熱帯雨林帯にはいない種類の筈(疎林を好む)なのですが、どうやらキリマンジャロ山にはいるようです。

 

(写真2)キンムネシトドも入ってきました

(写真2) キンムネシトドも入ってきました

 

今回はアゲハ蝶も新しい種類を撮影できましたので、近いうちにまたこの欄でご紹介したいと思います。

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