協力しているFoyeni女性グループのママたち。これからミーティングです!
今年も残りわずかとなりました。
振り返ると、いろいろなことがあった1年でした。来年はどんな年になるでしょうか。
先日、ミーティング兼現地報告会を行いました。
今回もまた現地で、できたこともできなかったことも山ほどありましたが、濃密な1週間を過ごしてきました。
日 時 : 12月7日(土) 14:00~15:30
場 所 : タンザニア・ポレポレクラブ事務所
出席者: 4名
【現地ミーティング】
・キテンゲのアズマバッグ→販売が難しく、計画は一旦中止。
・雑貨店への卸売 →「東京かんかん」がカンガバッグ買取
今後はイベント販売から、雑貨店・ネット販売へと移行していく必要がある。
・今回のワークショップの内容
1. 小型トートバッグ
2. マイバッグ
3. カンガスカート
・ミ シ ン → 2台動かないことを確認
・スヌード → 裁断の前に水洗いするようお願い。日本で試作後、発注検討。
・発 注 → カンガバッグ・カンガスカート(2020年2月末到着予定)
【ワークショップ】
①小型トートバッグ
・時間短縮のため、事前に裁断を済ませる。
・厚手のコットンと硬めの接着芯を使用。
・使用したアイロンの温度調節不能で、接着芯がうまく付かない。
・上下の糸調子が不調で、調節に時間がかかる。
・・・という訳で、出来上がったのは持ち手4本だけでした。
しかもひっくり返したらシワシワに。
アイロン用当て布を準備し、ひっくり返さない縫い方を考え直し、来年またトライします!
アイロンの調子が悪く、苦戦中!
②マイバッグ
・日本から、軽くて丈夫なポリエステル生地を購入し、持って行った。
・作り方を覚えるため、裁断から開始。
・オフィスの鍵が開かないというトラブルで、1時間以上開始が遅れる。
・2枚完成するも、終了時間が遅くなり、メンバーが早々に帰ってしまった。
・・・という訳で、時間が押してしまったため、終了する頃にはもう薄暗くなり、みんな蜘蛛の子を散らすようにいなくなりました。
完成写真も撮れずじまい。
また、現地で材料調達ができれば販売も、と考えていましたが、似た材料を見つけることはできませんでした。
今回の新しいアイデアだったマイバッグ
③カンガスカート
・これまで作っていたスカートの長さを変え、裏地を付けたもの。
・裏地は日本から、夏向けのさらさらした生地を購入し、持って行った。
・持って行く布の量が多く、継続できるかが課題。
【現地調査】
1. 受 注
・学校の制服 → ほとんどの村人がモシの街に買いに行く。
・洋服 → 職人が多くいる村に、みんな頼みに行く。
・支払い → 半分を先払い、完成後、残り半分を受け取り。
2. ミシン
・どれもベルトがなく、ニットの布を細く切って代用。
・台座が壊れているものも。動かないマシンと台座を交換。
・7台中2台が動かない。
・押さえレバーが動かないものは、後日職人に修理依頼予定。
台座が壊れたミシン
3. 現地のお店
・多くの土産物店は、店主による自作のものが多く、他者のものを置く余裕は無さそう。
・Foyeni女性グループの商品のサンプルを持って行かなかったため、売り込みは断念。来年またトライする。
4. 材 料
・スカート裏地、スヌード用の合わせ布、マイバッグ用ポリエステルを探して、布屋巡りをするも、目当てのものは見つけられず。
5. EMS料金
・郵便料金の値上がりに伴い、EMS料金も値上がり。
商品1個分の重さ×数量によって総重量の概算を割り出し、郵便局の職員に送料を聞き取り。
以上、簡単な現地報告でした。
拙いスワヒリ語であることは承知の上ですが、今回は意思の疎通が以前よりスムーズになった感がありました。ほんの少しですが・・・
ハードなスケジュール、幾つもの新しいこと、拙いスワヒリ語に付き合ってくれた、Foyeni女性グループには、感謝しかありません。いつにも増して充実した日々でした。
そして、小型トートバッグや土産物店など、来年の宿題も山盛りです。
みんなと約束しました。「来年また来るからね!」と。
ミーティング終了、お疲れさまでした!
【次回ミーティング】
日時: 2020年1月18日(土) 14:00~
会場: タンザニア・ポレポレクラブ事務所(京王線つつじヶ丘)
駅からの地図 → こちら
議題: 雑貨店への卸売/ネット・イベンでの販売/新商品の改良/発注など
ミーティングにはどなたでも参加できます。興味のある方は以下までご連絡ください。
手工芸品チームメール: kangatanzania@yahoo.co.jp
※当日は、ミーティング後に 『ぽれぽれCAFFE』 も予定しています!