当会は、タンザニア政府(天然資源観光省、タンザニア国立公園公社)に対し、世界遺産キリマンジャロ山で実施された地域住民の生活の森”ハーフマイル・フォレストストリップ(以下HMFS)”への国立公園の拡大が、地域住民の生活権、人権に大きな脅威を与え、また住民を森林から排除するその政策では、目的とする森林さえも守ることが出来ないことから、問題の解決を求める署名キャンペーンを開始しました。
署名キャンペーンでは、タンザニア政府に具体的に以下を求めます。
(1) バッファゾーン(HMFS)から国立公園を外すこと
(2) もっとも森を守ってきた地域住民主体による森林管理をバッファゾーン(HMFS)で実現すること
(3) 政府はその森林管理を森林条例等によって法制化し、保証していくこと
・署名提出先: 天然資源観光省大臣、タンザニア国立公園公社長官
・署名提出時期: 2016年8月
この署名はインターネットによる署名システムchange.orgを使用して呼び掛けています。
・署名サイト → こちら
キリマンジャロ山で地域住民を苦しめ、不適切な森林管理を招いている国立公園問題の解決のためには、世界の人々がその解決を求める声を上げていくことが大きな力となります。キリマンジャロ山ではHMFSに沿う39の村々がこの問題に苦しめられ、政府に「地域主体による森林管理」の実現を求めて立ち上がっています。
一人でも多くの方に、彼らの力となり、この国立公園拡大政策が一刻も早く改められるよう、署名へのご協力をお願いいたします!
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