事務局日誌: 第三の目

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毎週日曜日の夜、衛星放送で日本に住む外国人の方々が日本のあらゆる”クール”なことについて話をする番組があり、時々見ています。

話題は日本人の習慣、ファッション、料理、テレビ番組、家電など多岐にわたっています。番組の趣旨は、外国人の方々の目から見て日本の良さを再発見する、ということのようです。確かに、私たちにとっては日常当たり前になっていることでも海外の方にとっては新鮮でこれは良いと思ったり、逆に反面理解しにくいことが意外に多いのだなと気付かされます。違った視点から自分の国の良いところを見直す・知る、というのは少し恥ずかしいですが、嬉しいものだと思います。

RAFIKIプロジェクトでは、カルタ・ガイドブック・森林利用調査ポスターを作成し、今回の渡航でも最新情報を掲載したものを持って行っています。これらのツールを作成する意図としては、「地域の人びとが持っている森を守っていきたいという気持ちを長く支える」というRAFIKIプロジェクトの目標があります。テマ村の人々の森を守っていこう気持ちを具体化し(ex.森林利用調査で得た結果を数値化してポスターを作成。またはガイドブックに森の植物をまとめる)、世代間をつなぐ(ex.森の植物を小さい子どもにも覚えてもらえるようにカルタを作成)ことが大切だと考えているからです。これらのツールを通して、テマ村の皆さんが今まで行ってきた森林保全活動の成果を感じて頂けるよう、気持ちを込めて作成しています。

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