TEACA裁縫教室、両親とのミーティングを実施

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海外活動裁縫教室

 

 カウンターパートのTEACA(Tanzania Environmental Action Association)が事務所に併設された教場で運営している裁縫教室(2年間コース)。その裁縫教室で、生徒のご両親を集めたミーティングが開催された。TEACAはこうしたミーティングを年3回開催しており、生徒の技術進度のフィードバックやカリキュラムに関する要望の聞き取り、また授業料の納入状況などについて話し合っている。

 

 ただ今回は、これまで受験していた国家試験が政府の方針転換により、公立の技術学校卒業の生徒しか認められなくなったことから、その対応を話し合うために緊急に開催したものだ(これまでは、政府が受験のための条件を備えていると認めた民間の公認校も受験が出来た)。

 

 政府の突然の決定に、現在のところ有効な打開策がない状況であるが、この方針転換は公認を得ていたその他の多くの民間校にも大きな打撃を与えており、当会とTEACAは、今後こうした他の学校とともに、まずは公立校であるVETA(Vocational Education and Training Authority、職業教育訓練公社)を通し、監督省び教育職業訓練省に善処を求めていくこととした。

 

 TEACAの裁縫教室では、最近はほぼ生徒全員が国家試験に合格する結果を出していただけに、ミーティングに出席した両親たちの落胆も大きい。何とか再度受験資格が得られるよう、粘り強く交渉していくつもりである。

 
 

写真1、2: ミーティングに集まってきた両親と生徒たち

 

 

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