海外活動養鶏
グループ貯蓄と合わせ、女性グループの自立を支援するために昨年から開始したニワトリ銀行。この仕組みを利用して、キディア、キランガの2つの女性グループのメンバー全員に、ニワトリ(つがい)が支援されました。このニワトリはもちろん各メンバーの財産になりますが、それぞれのメンバーはヒナが産まれたら3ヶ月間育て、そのうちから2羽を2回、計4羽をグループに提供します。提供されたニワトリをグループ全体で育てていくプロジェクトとするか、そのまま販売するかは、グループで世話をしていくキャパシティの有無によります。
このニワトリ銀行は、グループ貯蓄の完全な実施によって、グループメンバー全員がニワトリを飼えるようになり、卵や産まれたニワトリを販売することで、家計収入の向上に繋げられるようになります。またグループに提供されるニワトリが、そのグループの活動を支える一時的あるいは持続的な資金源となります。
当会では、これら女性グループの実施状況をウォッチしながら、さらにヤギ銀行等への拡大可能性を含めて検討していく予定です。
キディア女性グループのママさん達とTEACAのリーダー