海外活動森林保全
      タンザニアにおける今年度(現地事業年度で今年7月~来年6月)の各苗畑グループの育苗計画が出揃った。TEACAを含む計7カ所の苗畑グループで総数77,975本 の育苗を行う。
今年度はとくにキリマンジャロ山麓において、これまでTEACA及び苗畑グループの主導で取り組んできた植林活動を、「地域(=村)主導」に切り換えて本格的に臨むことになる。実施対象となるテマ村とキディア村では、すでに住民を集めた全村会議において、地域主導の植林活動の重要性と今年度の植林計画についての話し合いが行われている。
一方、低地平野部の半乾燥植林事業地(キリマンジャロ州マワンジェニ村)では、今年の大雨期にほとんど雨が降らず、植林した苗木はおろか、成木まで立ち枯れてしまう厳しさで、昨年実施したリアタ小学校への家畜侵入防止用生垣造成植林に再度取り組む。
【各苗畑グループ育苗計画】
| 苗畑グループ名 | 育苗本数 | 
| TEACA | 29,340本 | 
| Fumvuhu小学校 | 6,450本 | 
| Kidia女性グループ | 6,910本 | 
| Foyeni女性グループ | 4,400本 | 
| Kiranga女性グループ | 1,225本 | 
| Riata小学校 | 26,900本 | 
| Urisho小学校 | 2,750本 | 

半乾燥地で立ち枯れてしまった植林樹





