10月4日・5日に日比谷公園では”グローバルフェスタジャパン2008″が開催されました。多くの大使館やNGO団体などが、国際協力の理解を深めてもらおうと軒を連ねる中、私たちタンザニア・ポレポレクラブも出展いたしました。

イベント当日はお天気も良く、カップルや家族連れの姿も多く見かけました。様々な民族衣装や、力強いアフリカンドラムのリズム、時々風に運ばれてくるスパイシーな香りが日比谷公園に彩りを添え、雰囲気を盛り上げました。フェステｨバルへの来場者数は2日間合わせて9万人だったそうです。

さて、事務局アルバイトを始めたばかりの私、イゲタはポレポレクラブのブースのお手伝いとしてイベントに初参加！ポレポレのブースは今回、テントの半分だけという限られたスペースでしたが「今年はポレポレクラブの活動をもっと身近に知ってもらおう！」という事務局の藤沢さんの提案のもと、活動の説明をメインにしました。テントの中では、キリマンジャロ山の森林減少の様子や、ポレポレクラブが協力しているテマ村での生活改善の取り組みのパネルなどを展示。植林活動が直面している問題などについても触れました。 

一方、テントの入り口ではどなたでも参加できる活動として、植林ワークキャンプや国内での菜園活動、メンバーがタンザニアのママさんたちと取り組んでいる手工芸品活動などを紹介。ちょうど案内が始まったばかりの来年の植林ワークキャンプには、本当に多くの皆さんに関心を持っていただけました。「僕みたいなおじいちゃんでも大丈夫？」、「現地で英語は通じるの？」、「どんな木を植えるの？」などなど、たくさんのご質問をいただきました。

ワークキャンプは行けないけど、国内の菜園活動には参加してみたい！というお客さんも多く、今後の活動予定の連絡をぜひくださいという方にたくさんご登録いただきました。

活動の説明を前面に出した分、物品の売り上げはあまりなかったけれど、足を止めてくださる方はゆっくり説明を聞いてくれ、ポレポレクラブは「現地で何に取り組んでいるのか」により興味を持っていただけたと思います。一緒に菜園活動に加わっていただけたり、ワークキャンプを通して現地に触れる機会につながる種が蒔けたら嬉しいと思います。そして、ポレポレクラブの存在や”木を植える”だけでは終わらない植林事情への理解が得られたのなら、イベントに出展する意義があったと思います。 

これぞ “Pole pole but sure(ゆっくり、ゆっくり、でも確実に)”　ですね、藤沢さん。いい勉強をさせていただきました。当日イベントに関わってくれたボランティアの皆さん、OBの皆さん、事務局アルバイトの皆さん、そしてご来場者の皆さん、ありがとうございました！ASANTE SANA！！