海外活動森林保全
現地ではいま大雨期シーズンを迎えているが、2月末時点での植林実績データがあがってきた。2月にはまだほとんど雨は降っていないが、アルーシャ州のメルー山麓にあるいくつかの苗畑グループで植林が開始された(下表★印)。
植林本数としてはマゲレザ苗畑が圧倒的であるが、同グループは刑務所敷地内への植林であり、村落植林とは位置づけが異なる。
その他の苗畑グループは大雨期の雨待ちであり、本格化するのは今月もしくは5月になる。
植林計画の達成いかんは、第一に今年の大雨期の雨量にかかっているが、植林活動を主導しているTEACAが今年度の植林主力樹種であるGrevillea Robusta及びDovialis Caffraの育苗に失敗しており、計画の完全達成は難しそうな状況である。
地 域 | グループ | 植 林 計画数 |
2 月 植林実績 |
|
---|---|---|---|---|
キリマンジャロ山 山岳部 |
TEACA | 6,250 | 0 | |
フンブフ | 4,990 | 0 | ||
キディア | 2,150 | 0 | ||
フォイェニ | 2,150 | 0 | ||
キランガ | 316 | 0 | ||
モシ近郊平野部 | マゲレザ | 72,410 | 22,709 | |
サンバライ | 2,150 | 0 | ||
ヒモ半乾燥地 | ムスフィニ | 214 | 0 | |
アルーシャ メルー山麓 |
キツリゾ | 2,150 | 0 | |
ウリショ | 2,700 | 800 | ★ | |
ムボレレ | 750 | 100 | ★ | |
ムワンガザ | 1,000 | 0 | ||
ソンゴロ | 700 | 113 | ★ | |
ダルエスサラーム | テゲタ | 0 | 0 |