養蜂プロジェクト状況

  1. TOP
  2. 投稿
  3. 養蜂プロジェクト状況
海外活動養蜂

大雨期の雨不足は、低地で取り組んでいる養蜂プロジェクトにも打撃を与えている。まず花が咲かないため、営巣しているハチが養蜂箱を捨てて逃亡してしまう。残っているハチも花がないため、ほとんどミツを貯めることが出来ない。これまで内検の徹底などにより苦労して上げてきた営巣率であるが、この降雨不足で一気にダウンしてしまった。

天候には何とも抗しがたいが、「緑が多かった頃は、ハチがいなくなるなんてことはなかった」という古老の言葉に、森林の減少によって失うものの多さを、あらためて実感している。

その後多少雨が降ったため、ハチも少しは戻り始めている。しかし花が咲かなかった影響がすぐに回復することはなく、本来一番ハチミツの収量が多いはずの8月の収穫は、ほとんど見込めないとみている。

 

半乾燥地で小規模苗畑グループの収入向上のために取り組んでいる養蜂。今年は大雨期の雨に恵まれず、ハチが逃亡してしまい苦労している。

半乾燥地で小規模苗畑グループの収入向上のために取り組んでいる養蜂。
今年は大雨期の雨に恵まれず、ハチが逃亡してしまい苦労している。

一覧へ