2003年の最後の大きなイベント参加、アースガーデン出店が終わりました。あいにくのお天気でしたが、参加された皆様、本当にお疲れ様でした!!
今回のポレポレクラブの目玉商品は、なんと言っても「カンガバック」でした。
「カンガバック」は、村のママさんたちに作ってもらい、日本のイベントで売り、現金収入が得られたらいいな、というメンバーによる現地協力活動のひとつです。手工芸品プロジェクトとして、村人との対話が始まりつつある取り組みです。
カンガとはタンザニアやケニアで使っている布です。女性が身にまとったり、子どもをおんぶするときなどに使われています。色と柄がとてもきれいで、バックやエプロンに加工されて日本の雑貨やさんなどで売られていることもあります。ポレポレクラブでもカンガを布のままで販売しています。そこで、この素敵な布で何かを作って売ることはできないだろうかと考えられたのが「カンガバック」なのです。
10月のイベントでは村のママさんが作ったものをサンプルとして展示し、お客さんにアンケートをとりました。その結果、①マチがあった方がよい、②内ポケットがあるとよい、③裏地はカンガとは別の布でつけたほうがよい、という意見をたくさんの方から頂きました。その結果をふまえ、マチ付き・内ポケット付き・裏地付きのカンガバックをメンバーがアースガーデンに間に合うように作ったのです。
今回のイベントで売れたのは、2つでした。
お客さんの数も多くはなかったし、サンプルの数も十分ではなかったと言えます。しかし、実際に「売れるもの」を作ることは難しいことなんだなということを、改めて実感しました。これから、2月に開催するワークキャンプにむけて、ママさんたちに持っていくアイディアや、作り方説明の仕方など、今後のミーティングで話し合っていかなければいけない課題はたくさんあります。
来年のイベントには、色とりどりのカンガバックが並んでいるといいですね!!
現在、手工芸品の取り組みは「バナナカード」と「カンガバック」で展開しています。どなたでも参加できますので、興味、ご関心がある方はお気軽にお問い合わせください!ぜひ一緒にやってみましょう!