イベント: 「国際協力フェスティバル」報告

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国内活動/イベント

10/4(土)~5(日)の2日間、東京の日比谷公園において「国際協力フェスティバル」が開催された。国際協力に携わる政府機関、NGO、国連機関、在京大使館など約200団体が参加して開催される一大国際協力イベントである。

来場者数がどれくらいだったのかは分からないが、昨年あたりから少し減っているような気もするが、気のせいだろうか?今年から外務省の予算が減らされ、広報が手薄だったのだろうか?それとも「国際協力フェスティバル」という企画自体のマンネリ化だろうか?もっとも各団体の飲食ブースが並ぶ区画は「ここはアメ横か!?」と錯覚するような人手と賑わい、そして呼び込みであった。

来場者の意識というのも変化してきているように思える。ちょっと前までは国際協力活動に片足を突っ込んだような、いかにも“それっぽい人たち”が多かったように思うが、最近では逆に、ちょっと毛色の変わったお祭りに足を運ぶような感覚で来場する人も増えているようだ。それだけ国際協力活動というものが、普通の人々にとっても身近に思えるものになってきているのだと素直に思う。一方でそれゆえ、それをさらに学問的に深め、専門性を高めている人たちも随分増えてきている。

裾野が広がり、専門性を高める人たちも出てきたというところなのだろうが、そうした来場者の二極分化に、参加団体側も対応していく工夫が必要だなと思えた。

ポレポレクラブのブースについていえば、メンバーの取り組みを前面に出す初めての試みであった。NGOが“市民”活動として、裾野の広がりに応えていくには時宜を得た試みであったかも知れないが、それならそれで、もっともっとしっかりメリハリを付けていかないと、来場者にはまだまだ分かりずらいかなというのが反省点である。

今後もポレポレクラブとしては、市民活動の原点を愚直に見つめて活動に取り組んでいきたいと思っている。こうしたイベントにしても、限られたスペースの中で、メンバーの取り組みと本体であるポレポレクラブの活動と物販と、どうバランスさせ、どう見せ、どう理解してもらうのかを、これまで以上に意識し、こだわっていかなければいけないと思う。

フェスティバル開催中、ポレポレクラブのブースに立ち寄っていただいた来場者の皆さん、本当にありがとうございました。ポレポレクラブの活動には、どなたでも参加できますので、何か興味のある活動がありましたら、ご遠慮なくご参加ください。多くのメンバーが頭を寄せ合って活動に取り組んでいます!

そしてフェスティバルに参加されたメンバーの皆さん、大変お疲れ様でした!手工芸品に関する聞き取り調査やテマ村産コーヒーの販売結果など、8日の検討会が楽しみです。村人との次のアクションをどうするか、これでまた具体的に一歩前進できますね!

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