オリモ小学校への文具支援実施

  1. TOP
  2. 投稿
  3. オリモ小学校への文具支援実施
海外活動その他

今回のワークキャンプ時、オリモ小学校に対する童話の支援を実施したが、それに併せて生徒全員に筆記用具(ノートとボールペン)の支援も行った。これは過去、ワークキャンプなどで現地を訪れたことのあるメンバーが、筆記用具もない環境の中で勉強している子供たちの様子を見て、図書の支援と同時に、日々の勉学に欠かせない筆記用具の必要性を通説に感じたためである。

そこで昨年の総会にて急遽この議題が審議され、図書支援用としてイベント等で捻出したメンバー予算の一部を、筆記用具支援に充当することが決められた。今回ワークキャンプで子供たちにメンバーから手渡されたノートとボールペンは、こうして支援の立案から資金捻出、実施まで、すべてメンバーの手によって行われたものである。

いまメンバーの中では、物を「タダ」で支援することの現地への影響、良否が問題提起されている。この議論を傍らで聞いていて、思い出すことがある。それは現地に調査で入っていたある日のこと、とある村人の子供が、父親に学校で勉強するための鉛筆がないので、買って欲しいと頼んでいた。すると彼の父親は、ザルにピーナッツを入れて持ってくると、こう言ったのである。

「鉛筆が欲しければ、このピーナッツを自分で売って、そのお金で買いなさい」。

その家は、鉛筆1本くらいなら子供に買ってやるゆとりのある家だった。しかし父親は、安易にそのお金を渡すことをしなかった。“欲しい物、手に入れたいことがあるのなら、まず自分の力で手に入れる努力をしなさい”。言わずもがなに、そう子供に教える父親の姿があった。親は偉大で大きく、まさに人生の師だった。そんな父親の態度に深く感動を覚えたことを、ふと思い出したのである。

もちろん個人の努力だけではどうすることも出来ない現実もある。すべての人々が公平に、生きていくために最低限必要なニーズにアクセスできる環境と機会を、どうしたら少しでも確保して行くことが出来るのか? 教育もその大切なニーズの一つだろう。メンバーの試行錯誤は続いている。

一覧へ