事務局日誌: タンザニアの携帯事情

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アフリカの携帯電話が加速している。普通に暮らしている人たちにとって、まだ決して安価なものではないだろうと思うのだが、ダラダラ(乗り合いバス)に乗っていても当たり前のように着メロが鳴っていたし、ネットカフェで遊んでいたインド系の少年も、ほんの12~13歳くらいに見えるのに自分の携帯を持っていた。最大手のVoda Comはケニアとの相互ローミングも開始したようで、「この星のどこでもあなたの側に!」と看板のコピーをまで鼻息が荒い。テマ村でも、つい半年前にTEACAに携帯を導入したと思ったら、今ではNjauさんとOzenielさんもそれぞれ自分のを持っている。そのことで、確かに便利になった。何度もその利便性に助けられたし、仕事の上でも、ここオリモからダルエスに即TELで確認が取れる。でも・・・でも、やっぱりキリマンジャロの森の中でケータイが鳴っているのを目の当たりにすると何だか居心地が悪いのだ。変化の波は当然のことと一方で思いつつも、“変わらないでいてほしい”と思うのはやはり外国人のエゴだろうか。
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