事務局日誌: タンザニアの懐(1)

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ワークキャンプ中、共同泊をしている学校施設。そこに上がるときは裸足、少なくとも靴は脱いでもらうようにお願いしている。現地で家に入るとき、靴を脱ぐ週間はないから、もちろん本当は靴を脱ぐ必要はないのだが、私たちのために開放していただいている施設を、むやみに汚してしまうのはやはり避けたいと思うからだ。

 

ただそうはいっても、初め裸足で上がることに抵抗を感じる人も多いと思う。しかしそれも、共同泊の日を重ねるうちに、逆にあそこに土足で上がることなど考えられなくなるのではないだろうか?初め裸足で上がることに感じていた抵抗感は、土足で上がることへの抵抗感に変わってしまう。

 

私たちのライフスタイルを見直すということは、これに似ていると思う。そう簡単に出来ることではないなどと思えても、実際やってしまうと案外すんなり馴染んでしまうものなのかも知れない。だとすればその違いはやってみるか、やってみないかだけ、ということになる。タンザニアでできて日本でできないというものでもなさそうだ。

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