現地カウンターパートについて

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TEACA (Tanzania Environmental Action Association)

キリマンジャロ山を拠点に活動するローカルNGO・TEACA (Tanzania Environmental Action Association)は、1989年の設立以来、山麓住民と協力して森林の保全、回復に取り組んでいる環境NGOです。これまでTEACAによって、約84万本の苗木がキリマンジャロ山の裸地化した尾根に植えられました。2012年にはその取り組みが評価され、タンザニアにおける最優秀環境NGOとして大統領表彰を受けました。
タンザニア・ポレポレクラブは団体の設立に先駆ける1994年以来、25年以上にわたってTEACAと協力し、ともにキリマンジャロ山での植林を進めています。

HAKIMAMA (Harakati ya mlima Kilimanjaro kwa Mazingira na Maisha)

人類の宝・世界遺産キリマンジャロでは、この100年に約3割の森林が失われています。これに歩調を合わせるように雨量も3割が失われ、今もその減少傾向に歯止めがかかっていません。同山では森林保全よりその商業利用に重きを置いた政策によって多くの尾根が裸地化し、その後の自然と人の分離による「要塞型自然保護」に基づく森林管理政策の失敗が、さらなる森林荒廃を招くことになりました。
キリマンジャロ山ではいま地域住民主体による新たな森林保全・管理の枠組み構築とその実践が必要とされています。タンザニア・ポレポレクラブはキリマンジャロ山の森林を取り囲む40村による地域連合HAKIMAMA (Harakati ya mlima Kilimanjaro kwa Mazingira na Maisha)の設立に協力し、彼らとともに地域住民主体による持続的な森林保全・管理の実現を目指しています。