タンザニア・ポレポレクラブが村落植林活動を支援しているキリマンジャロ山麓。

キリマンジャロといえばキリマンジャロコーヒーの産地としても有名です。その独特の酸味と香りには、日本でも魅了された方が多いのではないでしょうか。

ところがいま、キリマンジャロコーヒーは深刻な危機にさらされています。そこには経済、歴史、文化などさまざまな要因が複雑に絡み合っており、一口に説明するのは容易なことではありませんが、このままではあと３０年で消えてしまうとさえ言われています。
　
キリマンジャロのコーヒー生産現場で何が起こっているのか？大きな影響を及ぼしているといわれる世界的なコーヒー流通の仕組みはどうなっているのか？普段身近に親しんでいるコーヒーですが、わからないことがたくさんあります。
　
そこで当会は、コーヒーについて多角的に学ぶための「コーヒー連続講座」を企画しました。
またこの企画では、コーヒーの知識を得るだけでなく、コーヒー生産農家を取り巻く深刻な状況に対して私たちにできることは何なのかも探ってみたいと思っています。
　
　
　「コーヒー連続講座（第１回）」
　
日時：　３月２７日（水）　ＰＭ６：３０～８：３０
場所：　駒沢大学　９－１７０教場
　　　（東急田園都市線「駒沢大学駅」下車徒歩７分）
講師：　金沢大学助教授　辻村英之
内容：　栽培の危機に直面しているキリマンジャロコーヒーの現状と問題の構造を、詳しくお話しいただきます。