９月に始まった「タンザニアの教育」をテーマとした連続講座（全４回）が今月で終わりました。会場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。また、一緒に講座を企画してきたワスワヒリの会の皆様、お疲れ様でした。

この連続講座を始めた背景には、ポレポレクラブのメンバー活動「辞書支援プロジェクト」の存在があります。当会が支援している村にある小学校への、辞書支援を目的としているこのプロジェクトに関わり、「子ども達にとって必要な教材は何か」などを考えていくと、現地の教育制度はどんなものなのか、タンザニアの子ども達の様子がもっと知りたくなったのです。そこで、ぜひ一般の方々にもタンザニアという国を知ってもらう機会にしたいと思い、「タンザニアの教育」を切り口に、この連続講座を企画してきました。

全４回、どの回も講師の方に恵まれたことを感謝しています。青年海外協力隊の教師隊員としてタンザニアに派遣されていた方、教育支援に取り組むＮＧＯの方、日本で暮らすタンザニア人の方、どなたも心に残っています。現場を知る方の話はとてもいい刺激になり、勉強になりました。

また会場へ来てくださった参加者の方々との出会いも、私にとっては楽しく、うれしいものでした。毎回、講座の後にお茶を飲む時間を取り、講師の方、参加者の皆さんが気軽に話せる場を設けていました。初めて会う人同士、この場所に来たきっかけ、目的を聞くだけでも色々な答えがありました。お互いの思うことを話したり、聞いたりしてあっという間に時間は過ぎました。

この連続講座を通して私は、講師の方々、参加者の方々から、たくさんの元気をいただいたような気がします。ありがとうございました。

今後もこのような機会を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。