今回の事務局日誌では、先日無事終了したワークキャンプから、参加者の声をお届けしたいと思います。
2月14日~3月6日まで「キリマンジャロ植林ワークキャンプ」が開催されました。その間事務局が留守になり、お問い合わせを頂いた方々にはご迷惑をおかけいたしましたが、おかげさまで参加者全員無事に帰国しました!
今年のワークキャンプでは、旧植林地での補植599本、新植林地での植林510本で、計1109本の植林を8日間の日程で行いました。
ただし、「植林」と一言で言ってしまうこともできますが、植林地の草刈りから、苗木の植え穴掘り、苗木の植え付けというように、木を一本植えることでさえ本当に大変な作業なのです。また、植えただけでは苗木は育ってくれません。草刈りなどの管理が定期的に必要になってくるのです。今回のワークキャンプでそれらの作業を行うことで、村人達が20年以上取り組んできた努力の大変さを痛感しました。
滞在中、TEACAのメンバーをはじめ、村の方々や、近くにあるオリモ小学校の生徒さん達には大変お世話になりました。本当にみなさん優しくて、楽しい毎日を過ごすことができました。そんな方々への感謝の気持ちを込めて、道路工事のボランティアや、オリモ小学校の生徒さんと日本の七夕を祝うセレモニーなどを行いました。
その他、存続の危機に瀕しているキリマンジャロコーヒー畑見学や、ホームステイなどを通して、参加者一人一人が色々なことを経験し、学んでいたのではないかと思います。本当に実りのあるワークキャンプになりました。
コーヒー農家見学
今回のワークキャンプには、年齢・性別・職業など様々な18名が参加しました。みなさん個性的ですばらしい方々ばかりで、本当に楽しい共同生活を送ることができました。みなさんと一緒に生活した日々は一生の思い出です。