キリマンジャロ山を取り囲む植林体制の構築

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海外活動森林保全

これまでも本欄で触れている通り、当会はキリマンジャロ山において、国立公園に取り込まれてしまったかつての住民の生活林を再び地域の手に取り戻し、その管理を地域の住民たち自身が行えるようになることを目指しています。

現在すでに森が返ってきた”その後”に向けた取り組みにも着手しています。生活林の広さは対象としているモシ県だけでも5,120haあり、帯状に広がっている生活林は長さ45km以上にわたっています。

この広大な森を管理するためには、森に隣接するすべての村が協力してその管理に当たる必要があり、そのための基盤を構築していく必要があります。そこで当会は現地カウンターパートのTEACA(Tazania Environmental Action Associaiton)と協力して、これまで重点的に植林を進めてきたキリマンジャロ山の南山麓、東山麓に加え、南西山麓に1箇所拠点苗畑を立ち上げることにしました。まだ場所は確定していませんが、キフニ・ジュー村、ンジャリ村、東ウル区のいずれかの地域に立ち上げる計画です。今後更に南西部での拠点構築を進めていく計画ですが、これによりキリマンジャロ山を広くカバーする植林体制を築くことが出来ます(画像参照)。

 

苗畑拠点の候補地の位置

(写真)苗畑拠点の候補地の位置 

 

これまで当会がキリマンジャロ山で取り組んできた植林活動は、カウンターパートのTEACA及び南山麓のテマ村を中心に進めてきましたが、今後この植林体制は規模も質も大きく転換していくことになります。それは(NGOや個別のグループが先導するものではなく)、広域の地域や村々がお互いに連携してキリマンジャロ山の森を全体として守っていくものとなります。主役となるのは地域であり村であり、そして何万という村人たちになります。

当会の拠点苗畑構築は、こうした彼らの取り組みをサポートしていくものになります。

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