裁縫教室の悩みごと

  1. TOP
  2. 投稿
  3. 裁縫教室の悩みごと
海外活動裁縫教室

 

当会のカウンターパートTEACA(Tanzania Environmental Action Association)が女子の自活支援のために運営している裁縫教室。

 

この教室では2年間のコースで縫製、刺繍、編み物を教えているのですが、以前から困っていることがあります。それは、編み機に使っている消耗部品の調達が困難なことです。

 

タンザニアでは編み機は作っておらず、TEACAの裁縫教室で使っている編み機も、JUKI(写真1)やDAICHI(写真2)といった日本やインドのメーカーのものです。これらのものがタンザニアで出回っているのです。

(写真1)

 

(写真2)



ところが、どうやら日本などでは編み物はもはや手編みの時代のようで、かつて編み機を製造していたメーカーもすべて製造を中止し、すでに久しいようです。その結果タンザニアでは中古を含め編み機本体は出回っているのに、その消耗品が手に入らない(もしくは非常に高価)という事態になっています。

 

たとえばTEACA 裁縫教室でもっとも必要とされているのは、日本で「タッピ」と呼ばれている編み機のパーツです(写真3)。このパーツはキリマンジャロ山の麓の町モシではもはや手に入らず、数百キロも離れたムワンザなどまで買いに行かなければなりません。

 

(写真3)

 

こうした状況ですので、もし日本ですでにご不要となっている使用可能なタッピをお持ちの方がおられましたら、ぜひお譲り頂けたらと思っております。

 

 

一覧へ