イベント: 「アフリカンフェスタ2005」に参加しました!

  1. TOP
  2. 投稿
  3. イベント: 「アフリカンフェスタ2005」に参加しました!
国内活動/イベント
5月21日(土)~22日(日)に日比谷公園で開催された『アフリカンフェスタ』に参加しました。今年は過去に経験したことがないくらいの来場者の多さで、人がまるで“川”のように(失礼!)ブースの前を流れていました。ブース内はスタッフすら立錐の余地がないほどで、お訪ねいただいた皆さんは、ずいぶん狭苦しい思いをされたことと思います。

イベントの度に悩むことは、ブースのレイアウトである。「何を」「どのように」訴え、見ていただくか、知っていただくか、はたまた売るか。資金繰りの苦しい多くのNGOは、勢い物販が前面に押し出されることになる。しかしそんな中にあっても、物販を控え、活動展示に思い切りブースレイアウトを割く団体もある。会場をぶらっと歩いていて、やはりそういう団体には、強い主張と個性を感ずる。もちろん、物販をやっている団体がそれに引けを取るということでは決してない。台所事情の厳しさという点では、たぶん他のどの団体よりも痛切に感じているから(自慢になりませんが・・・)。

さて、そのブースレイアウトですが、タンザニア・ポレポレクラブはというと、今回は本当に悩みました。悩みすぎて、初日は開場時間を過ぎてもまだレイアウトをいじっていました。アフリカンフェスタは、来場された方はご存じと思いますが、2つのテントを3団体で使うという、ただでさえ狭いスペース。そこにきてタンザニア・ポレポレクラブの場合、活動展示・紹介に物販、さらにもう一つ加えて、メンバーの現地協力活動が入ってきます。すべてを満足させるというのは、ほとんど不可能だといえます。

そこで今回は、メンバーの現地協力活動をメインに持ってくるレイアウトにしました。「NGOが」ではなく、「わたしたち一人一人が」行動することを活動の理念として掲げているタンザニア・ポレポレクラブであるなら、そうした普通のメンバーが、相手の国の人々とお互いに知恵を絞りながら取り組んでいる様子を少しでも知っていただくこと、触れていただくことが筋だろうと考えるからです。

おかげさまで本当に多くのみなさんに関心を持っていただくことが出来ました。メンバー活動はそれぞれに職業を持った人だったり、主婦だったり、けっして大きな取り組み、事業が出来るわけではありません。それでも、私たち一人一人が持っている力、可能性は、案外私たち自身が思っているよりずっと大きかったりするものです。ブースをお訪ねいただき、関心を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に活動にご参加ください(直近では、6月12日(日)PM2~「手工芸品(カンガバッグ)ミーティング」が開催される予定です)。ぜひ一緒に取り組んでみませんか!?一人一人の知恵と、力と、行動が動かす活動です!

これからイベントなどに出かけられた時には、それぞれのブースのレイアウトなども注意しながら見て回っても面白いかも知れませんね。その団体がどんなポリシーを持ち、何を訴えたいのか、そんなことが見えてきたりもするものです。


 

 

一覧へ