当会は、キリマンジャロ山で環境保全に取り組んでいるグループの持続性を確保していくため、養蜂プロジェクトを支援しています。それらのグループが収穫したハチミツの販売を通して活動資金を確保していけるようになるからです。
ただ養蜂は、養蜂箱を設置しただけでは成功するのは難しいと言えます。定期的な養蜂箱のチェック(内検)が極めて重要で、その知識なしにたくさんのハチミツを得ることはできません。
そこで当会は、養蜂の導入について学んだ昨年に続き、この内検管理について学ぶ第2回目の養蜂研修を、地域の環境グループを対象として実施しました。内検では巣の作られている状況、女王蜂の活性、群れは強群に育っているか、寄生虫はいないか、給餌の必要はないかなど、本当に多くの確認作業が必要となります。養蜂箱を開けて中を覗けば良いくらいにしか思っていなかった参加者たちにとっては「目から鱗が落ちた」研修となりました。
研修を終えた参加者の中には自分で養蜂箱を作りさらに増設しようと、各部の寸法を聞きに来るなど、今回の研修がさらにやる気に繋がっている様子が伺えました。今回は座学が中心でしたが、次回は実際の現場での実務指導に重点を置いた研修を実施したいと考えています。
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●キリマンジャロ山麓で取り組んでいる養蜂プロジェクトへの応援を
ぜひお願い致します!
1口100円からのご寄付が可能です。
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・郵便振替でのご寄付→ 郵便振替口座番号:00150-7-77254
加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ
※ 郵便振替の場合は、備考欄に「養蜂支援」とご記入ください。
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