先月完了した今年大雨季のキリマンジャロ山での植林結果がまとまりました。植林は南山麓から東山麓にかけての13カ所で取り組まれ(写真1)、計22,795本の苗木が植えられました。植林に取り組んだ村人の数は把握できている範囲で971人ですが、データの取れていない村があるため、実数では千数百人になるはずです。
現在キリマンジャロ山麓では8カ所の拠点苗畑が村人たちによって運営されていますが、今年は各苗畑で育苗に大きなバラツキきが出てしまい、植林にあたってあっちの苗畑からこの苗木を、こっちの苗畑からこの苗木をという苗木のやりくりが大変でした。また、植林総数の1割ほどは苗木が不足したため、外部から購入してしのぎました。
今大雨季の植林はすべて村落エリアで取り組まれました。場所によっては森林を再生するまで毎年数千本のペースで植林しても、あと50年はかかるような場所もあります(写真3-1,2)少し気が遠くなるような年月ですが、村人たちは黙々と苗木を植え続け、少しずつ、しかし確実に森を回復させてきています(写真4-1,2。※写真3と同じ場所です)
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