改良カマド、近隣村へも拡大設置へ

改良カマド、近隣村へも拡大設置へ

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海外活動改良カマド

改良カマドの最終バージョン。これまで確認されていた様々な問題点を改善してあります。

タンザニアでは7月からが新年度です。今年度は20基を設置することにしていますが、現地カウンターパートTEACA(Tanzania Environmental Action Association)と調整を進めていた設置対象家庭も決まり、資材の調達が始まっています。

現在普及している改良カマドは、エンザロ式改良カマドにさらに手を加えたもので、火のまわりを良くし、燃焼効率がさらに向上しています。薪の消費量も従来の改良カマドより少なく抑えらえるようになっています。

改良カマドは現在キリマンジャロ山麓テマ村で集中的に設置を進めており、村に5つある村区に順次設置しています。同村ではすでに従来型の改良カマドを普及してきていますが、これまでに52基が設置されています。

今年度も残っている村区で設置を進めますが、新型カマドの噂を聞きつけた近隣村からすでに設置の要望が寄せられており、設置計画の一部を隣村に振り向けて対応することにしました。

日本からプロジェクト視察にいらしたみなさんに、タンザニアで一般的な三ツ石カマド(写真の左下のカマド)と改良カマド(同右下のカマド)を説明しています。

日本からプロジェクト視察にいらしたみなさんに、タンザニアで一般的な三ツ石カマド(写真の左下のカマド)と改良カマド(同右下のカマド)を説明しています。

キリマンジャロ山の森林を守るうえで、植林と同時に、薪消費を半分以上減らせる改良カマドの普及は車の両輪ともいえる重要な取り組みです。ポレポレクラブだけで山麓の全世帯に普及するには無理がありますが、モデル村をつくることで外部への発信力を高めていくつもりです。そうすることで様々なアクターとの連携の可能性を広げ、普及加速への足がかりにしていきたいと考えています。

改良カマド普及へのご協力をお願いいたします!

キャッチ画像

キリマンジャロ山の森林を守るためには、「緑を直接増やす」植林と、「緑を減らさない」改良カマドの設置をペアで進める必要があります。

 

改良カマドを導入することで薪消費を半分以下まで減らすことができます。そのほかにも調理時間の大幅な短縮や薪集め労働の軽減など、改良カマドには多くのメリットがあります。

村の女性たちからも人気で、多くの設置依頼を受けています。

 

キリマンジャロ山の村により多くの改良カマドを設置できるよう、ぜひ設置費用のご支援をお願いいたします。改良カマド1基の設置に必要な資金は2,500円です(ご寄付は1口100円から受け付けております)。

 

・ネットでのご寄付 → こちら

 

・郵便振替でのご寄付→ 口座番号: 00150-7-77254
            加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ

 

※ 郵便振替の場合は、備考欄に「改良カマド」とご記入ください。

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