海外活動改良カマド
トタン囲いだけだった古い調理場
裁縫教室の寄宿生たちは毎日自分たちで自炊しています。朝はまだ暗いうちから起き出して火をおこし、授業が終われば今度は薪割りなど、やることがたくさんあります。生徒たちは当番を決めてこれらをこなしています。調理には裁縫教室の敷地にある調理小屋を使っているですが、これがあまりにも古くなったため改築することにしました。それにあわせて改良カマドも新設することにしました。
改装が終わった調理場
改良カマド自体は古い調理小屋にも設置されていたのですが、生徒たちには見るのも初めてで、その便利なこと(薪の量が6割ほど減らせる、調理時間が半分ほどに短縮できる、熾火の余熱が翌朝まで持つ)に驚いていました。寄宿生たちはタンザニアの様々な地方から来ているので、郷里に帰ったときに彼女たちを通して改良カマドの知識が広まってくれるのではないかと期待しています。本当は作り方まで教えてあげられると良いのですが、まずは休暇の時に、写真やパンフレットを持たせてあげるところから始めようと思っています。
ちなみに生徒たちはときどき郷土料理を作ったりしていますが、キリマンジャロでは見かけない料理などもあり、料理話でみんなで盛り上がったりしています。彼女たちの調理の腕前もなかなかのものです!
改良カマドでマメを調理中!
薪消費を6割以上削減できる 「改良カマド」 普及の普及をぜひご支援ください!
2,500円でカマドを1基設置できます。ご寄付は1口100円から可能です!
・郵便振替でのご寄付
→ 郵便振替口座番号: 00150-7-77254
加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ
※ 振込用紙の備考欄に「改良カマド」とご記入ください。