ミツバチの摩訶不思議

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海外活動養蜂

ここがミツバチの“お気に入り”の場所!

ここがミツバチの“お気に入り”の場所!

 

養蜂プロジェクトを実施しているロレ村で不思議な現象を見かけたので、今回はそのお話をしたいと思います。

それは、高い木の上に1万匹を超えるようなミツバチの大群がぶら下がっていたことです。ただぶら下がっているだけならミツバチの世界ではとくに珍しいことでもありません。分蜂(ぶんぽう)といって、ミツバチには元の巣から女王バチが大量の働きバチを伴って、巣別れする習性があるからです。こうして分蜂したハチたちは、次の新しい住処が見つかるまで、一旦近くにある木の枝などにとまり群れでぶら下がっています。しかしこれはあくまで一時的なもので、ふつうは2時間程度で新しい住処へと飛び立っていきます。

ところが今回見つけた大群は、何と半年以上もそのままぶら下がっているのです!巣があるのかないのか、ぶら下がっているハチが大群すぎて内側の様子を知ることができないのですが、ふつうミツバチは木のうろや屋根裏など、雨風にさらされない場所に巣を作るものです。だからこそ養蜂でも養蜂箱を用います。しかしこのハチたちは何を好んでか、雨ざらしのまま半年以上ずっと止まっています。まさに「雨ニモマケズ風ニモマケズ」なのですが、昨年のタンザニアでは各地で洪水や多くの死者がでるほどの大豪雨が降り続き(9月~10月)、ふつうの状況ではありませんでした。その大豪雨の間もひたすら耐え続けていたことになります。なぜなのかまったく不明で、不思議でなりません。

 

養蜂箱の方が棲みやすかろうにと思うのは人間だけ??

養蜂箱の方が棲みやすかろうにと思うのは人間だけ??

 

養蜂プロジェクトで空いている養蜂箱があったので、群れの近くに持っていって置いてみたのですが、まったく入る気配がありません。そこで養蜂箱の中に少しハチミツを入れておいたら、今度は入ってきたのは良いのですが、せっせとハチミツを吸っては、みんな運び出して元の群れに戻ってしまいました・・・。あの状態の一体何がそんなに気に入っているのか、本当にわかりません。とにかくよほどお気に召しているのは間違いなく、養蜂グループの村人たちも、さすがにあの群れをキャッチするのは無理だと諦めざるを得ませんでした。「あれ、養蜂箱2箱分はかるくいるよね。。。」と残念そうでしたが。

どなたかこういう現象が何だかお分かりの方がおられましたら、ぜひご教示ください!

 



 

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 4千円で養蜂箱を1箱設置することができます(1口100円から応援できます)。

 ・ネットでのご寄付 → こちら
 ・郵便振替でのご寄付
   → 口座番号: 00150-7-77254
    加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ
 ※ 郵便振替の場合は、備考欄に「養蜂支援」とご記入ください。

 



 

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