現地カウンターパート・テアカの収入基盤強化と安定運営を図るためのレンタルハウスの増築工事が開始されました。
現在すでに3世帯分が建設済みでテアカに最大の収入をもたらしていますが、今回さらに2世帯分を追加することにしたものです。
環境分野での取り組みは、結果が出るまでに辛抱強い継続的な取り組みが必要になります(キリマンジャロ山での植林も、森が蘇るまでに20年はかかります)。その息の長い取り組みを地域の力だけで支えていけるようにしなければなりません。
タンザニアでコミュニティが森林を管理する場合、持続性を考慮した上で林産物(木材)による収入で、その管理自体を支えていくというシステムが存在します。しかし世界遺産でもあるキリマンジャロ山では。木材の切り出しは許可されません。森林の回復を図っていく上で、それを支える収入源は他に確保していく必要があります。
レンタルハウス建設のアイデアは、世界遺産でもあるキリマンジャロ山のそうした事情の中から生まれてきたアイデアでもありました。幸い意図した通り、現在テアカ最大の収入をもたらすようになってくれました。
増築工事は7月中に完了する予定ですが、足腰の強い地域活動を支えていくための力強い味方になってくれるものと考えています。
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