海外活動診療所
診療所建設のために準備された石材
キリマンジャロ山の南山麓、標高約1,800mにあるテマ村(人口約4千人)には現在教会が運営する老朽化した診療所が1箇所しかなく、また長く医師が不在の状態(看護婦さんが簡単な手当のみ対応している)となっています。
従って村では以前から新たな診療所の建設と県による医師の派遣が懸案となっていました。この建設については当会も支援することにしていましたが、土地の確保や地元の政治的な問題もあり、なかなか進めることが出来ずにいました。
しかしこれらの問題もようやく片付き、県との医師の派遣に関する交渉も目処が立ったことから、いよいよ建設に着手することになりました。まずは確保した土地の整地をし、建物の基礎工事から取りかかります。当会は基礎工事のための石材を支援しています(写真)。
まだ診療所建設のための資金がすべて確保されているわけではないため、当会では今後村人たちと協力しながら、数年をかけてコツコツ建設を進めていく予定です。