海外活動養鶏
キリマンジャロ山麓のコリニ・ジュー村で活動するキランガ女性グループに対して実施している養鶏プロジェクトが順調に進んでいます。グループメンバー(6名)で1年前に飼育していたニワトリの数は232羽でしたが、現在約3割増え、298羽となっています。
キランガ女性グループで実施している養鶏プロジェクト
このプロジェクトはすでにグループメンバーに良い利益をもたらしており(最善の管理をすれば180羽から利益が出始めます)、彼女たちは1年後にはさらに387羽まで飼育数を増やし、最終的には580羽まで増やそうとやる気まんまんです。飼育数が350羽数を超えると、グループの利益は年間100万シリングを超えると予想され、これは私たちの感覚で言うと100万円に近い額になります。
鶏舎にはニワトリがいっぱい
TEACAのリーダーに言わせると、この成功の背景には、彼女たちが自分たちの夫を上手く巻き込みながらこのプロジェクトに取り組んだことがあると言います。確かに、鶏小屋の建設や飼育羽数が多くなると、男性の手も借りなければならない場面もままあります。かといってプロジェクトの差配は彼女たちがしっかり握っており、これは男性陣の力も味方に付けた、彼女たちの見事な力量といったところでしょうか。
グループとのミーティングではプロジェクトの成果である卵をふるまってくれました