新方式でのカマド職人養成を実施

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海外活動改良カマド

現地カウンターパートTEACA(Tanzania Environmental Action Association)は、キリマンジャロ山南東山麓のロレ・マレラ村において、新方式によるカマド職人(改良カマド)の養成を実施しました。

これまでカマド職人の養成にあたっては、その確実な設置技術の習得のために、最低3基を設置するまで、TEACAが現場に赴き指導、フォローをするという形をとっていました。しかしこの方法は予定が読めないうえ(=最終的な技術習得がいつになるかが不明)、現場が遠かろうと毎回出向く必要があるという、大変に手間のかかるものでした。

そこで新しい方式では、TEACAの技術指導者が普及対象村に泊まり込み、そのタイミングで連続して最低3基まで設置してしまうという形に改善しました。これだと1回で技術習得の定着が図れます。

また新方式では、カマド設置希望者のグループ化、グループ内でのカマド職人の選出、研修前の全グループメンバーの資材調達の完了といった点も、研修方法の新たな要素として改良を加えました。

ロレ・マレラ村では、新方式での研修を受けたカマド職人による設置が始まっており、現地調査の結果、作りも非常に丁寧で、使い始めたママさん達の評価も大変高いものでした。

この結果を受け、今後もこの新方式によるカマド職人の養成を続けていく計画です。

 

現地調査でママさんたちにカマドの状況について確認する

現地調査でママさんたちにカマドの状況について確認する

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