裁縫教室、政府認定校登録のための視察を受け入れ

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海外活動裁縫教室

 

現地カウンターパートのTEACA(Tanzania Environmetnal Action Association)は、少女の自立支援のために運営している裁縫教室の政府公認校登録へ向けて申請書を提出しました。またそれを受け、タンザニア教育職業訓練省管轄下の職業教育訓練公団VETA(Vocational Education and Training Authority)の北部地域コーディネーター・サレンベ氏による教場視察を受け入れました。

 

この視察の中で、これまで学んだ生徒のほとんど国家試験に合格するなど、きちんと成果を上げている教室であるとの評価をいただきました。その一方でロックミシンや編み機などの設備にまだかなりの不足があること、また以前VETAに指摘されていた、教師資格の不足についてあらためて指摘を受けました。

 

不足機材についてはすでにほぼ調達を完了し、そのチェックのために再視察を受けることになっています。しかし教師については、雇用のための財源確保の目処が立っておらず、厳しい状況は変わっていません。VETA側もTEACA裁縫教室の実績は認めており、教師の手配では助力を得られることになっていますが、いずれにしても財源問題の解決なしには動きが取れそうもありません。

 

2月から3月にかけての現地入りでは、TEACAとこの問題を含む裁縫教室の運営方針について、出来る限り打開策を決めてきたいと考えています。

 

写真:編み物を学んでいるTEACA裁縫教室の2年生

 

 

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