梅雨に入りましたね。
色鮮やかなアジサイが目を楽しませてくれる季節です。
6月16日(土)は、ミーティングを個人宅で行いました。世田谷区にある、環境共生住宅です。
日光や風の向き、水や植物など、周囲の環境を生活の中に取り込み、共生していこう、として建設された、区営の集合住宅です。
小雨の中、まずは住宅の見学ツアーに出かけました。低層住宅なので最高は5階まで。その一番上に上ると、風力発電の風車、屋根の上の太陽電池パネル、屋上緑化が見られます。
階段を下りる途中の休憩スペースの緑化も眺めながら、地上に下りて、庭の植栽を眺めます。今は赤や青のアジサイがこぼれんばかりに咲き、白いクチナシの花が香ります。
ビオトープには、金魚とアメンボ、岸にはあやめの花が咲いています。脇の飛び石をたどると、昔のままに残された古いポンプ式井戸があります。
敷地に余裕をもって建てられた5棟の住宅は、整然と並ぶのではなく、地形に合わせて自然な曲線に配置され、風通しがよく、日当りもいいです。植栽スペースの見切りには、立て替え前の住宅の柱や瓦などの廃材が利用されています。
ツアーの最後は、3階まである大きく立派なサルスベリの木と、その横のナツミカンの木。植木は立て替え前に植えられていた木を移植したものも多く、サルスベリは他では見られないほど立派な木です。
ナツミカンは傘の柄で実を引っ掛けて落とすと、ほんのりミカンのいい香りがしました。実は酸っぱくて食べるのは難しいですが、マーマレードにするといい、とみんなでひとつずつ持ち帰りました。
さて、ミーティングです。
初参加のお二人は遠くから来てくださいました。説明も熱心に聞いてくれましたが、お二人ともそれぞれに、エコツーリズムやNGOに関わってこられた方なので、こちらもいろいろお話を聞かせていただきました。
若い女性だけあって、話の盛り上がりは製品のデザインに関することでした。
自宅にあるチュニックのスタイルブックを見ながら、 着やすい、合わせやすい、主張し過ぎない、ポイントにリボンが良い、などなど。
日本で普通に外で着て歩くことを考えたときに、全体のトータルなコーディネートを思い浮かべながら、いろいろ提案していただいたので、大変勉強になりました。
以下、今回のミーティングの議事録です。
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6月16日(土)カンガバッグミーティング議事録
出席者: 臼井さん、櫛下町さん、高野さん、脇野さん、川村
ミーティングの様子
【現地ミーティングの議題】
床工事をすることで、合意をする。(物価を考慮して再見積りが必要か?)
【ホエニ女性グループに8月の渡航で発注するアイテム】
1.大人用シャツ(男女兼用)
※サンプルを作成して型紙とともに渡す。
2.スカート
※現状のスカートは長いので、スカートの下にレギンスをはくものとコーディネートを決めてしまって、膝丈くらいの短いスカートを作ってもらう。余り布は首に巻くスカーフ(マフラー)として、セットまたはバラで販売する。
3.カンガバッグ
【現地での予定】
ミーティングで1日、ボタンホールのワークショップで1日、カメラ購入・カンガやキテンゲ購入で1日
全旅程1週間程度の予定
【今後考える新アイテム案】
1.犬の服 仕上げをし、完成品を実際の犬に試すが、生地が伸びないため、着せることはできなかった。かぶり式ではなく、前開きタイプで再度挑戦してもらう。
2.チュニックワンピース:下に服を着る想定で、すけ感を生かしたデザインを試してみる。リボン、フリルなどワンポイントのデザインを取り入れてみる。
3.お弁当バッグ
【お店訪問】
マサイマーケット(日程未定)、品川駅にあるシャツのお店(サンプルの参考のため)
(文責:川村)
●次回ミーティング
日時: 7月14日(土)11:00~
場所: タンザニア・ポレポレクラブ事務所
内容: 現地ミーティングの内容、サンプルの検討
★手工芸品ミーティングには、興味のある方ならどなたでも参加できます。参加したい方は、事務局までお気軽にご連絡下さい。こんな手工芸品があったらいいな、あんなデザインはどうだろう?みなさんの新鮮なアイデアをお待ちしています!
→E-mail : pole2club@hotmail.com