事務局日誌: 被災されたみなさまに心よりのお見舞いを申し上げます

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この度の東日本大震災で被害に遭われたすべての人々に、心よりお見舞い申し上げます。また、本震災に関わる緊急救援や復興に携わるすべての人々に敬意を表します。

この度の地震は、本会のタンザニアでの調査中に発生いたしました。地震のニュースは即日現地にも伝わり、連日ニュースで状況が報じられておりました。タンザニアの人々からも、会う人会う人から「心からお気の毒に思う」、「被災された方々が一刻も早く平穏を取り戻せるよう、私たちも祈っています」と声をかけられ、励ましの言葉をいただきました。

またタンザニア政府は、日本に対して義捐金の寄付をおこなう旨を申し出ています。これは同国のンドゥガイ・タンザニア国会副議長から、同国国会として義捐金2600万タンザニア・シリング(約140万円)を寄付するという内容の申し出です。それとともに、キクウェテ大統領、シェイン・ザンジバル大統領、ピンダ首相などから、多くのお見舞いの言葉や書簡が届けられているようです。

現地滞在中には、こんな日本の青年バックパッカーに出会いました。彼は3ヶ月ほどアフリカを旅している途中でしたが、震災の報に、自分に何かできることがないかと行動に移していました。それは落書き帳に、アフリカの人々から何でも被災者への応援メッセージや、字の書けない人にはその人の手形でも何でも描いて貰い、それを千人分集めることをツイッターで宣言、その目標に共鳴した人々から、被災地支援のための募金を募るというものでした。そしてネットにそのメッセージや絵を流して報告しているとのことでした。落書き帳には、もう百人分くらい絵やメッセージが集まっていたでしょうか。きっと今日もアフリカのどこかで、励ましのメッセージを一所懸命に呼びかけているに違いありません。

タンザニア・ポレポレクラブも、被災された方々への出来る限りの応援をしたいと考えています。まずは4月 10日(日)に開催される地域イベント「東日本大震災復興支援チャリティーイベント」(世田谷区)に当会も参加し、そこでのタンザニア民芸品売上げの全額を、日本赤十字社を通じ、被災地支援のための義捐金として役立てていただくことにしています。

タンザニアの村人たちがキリマンジャロ山の森の再生を信じて、1本1本木を植えているように、私たちも一人一人、何か自分にできることに取り組めたら良いなと思っています。

 

●東日本大震災復興支援チャリティーイベント

~防犯、防災 わたしにできること 街のみんなでできること~

 日時: 4月10日(日)、11:30~17:00(小雨決行、雨天中止)

 場所:  桜新町駅前通り
       (世田谷区桜新町、東急田園都市線「桜新町駅」前)

 内容: チャリティーバザー、各種ボランティア団体PRコーナー、模擬店、演芸 など

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