海外活動森林保全
昨年厳しい降雨不足により、植林後大きく育った木まで立ち枯れを起こしてしまったキリマンジャロ州の半乾燥地にあるリアタ小学校で、再度学校緑化のための植林に取り組みました。現地は小雨期の降雨を受けて、半年前の砂漠のような光景が、みずみずしい草に一面覆われて見違うよう。(写真1、2)
植えたのは乾燥に強く薬にもなるAzadirachta indica(センダン科)20本、同じく乾燥に強く、家畜の食害を受けないSennna siameaとS.spectabilis(マメ科)を計40本、果樹のマンゴー(ウルシ科)を10本、そして家畜侵入防止のための生け垣用にPithecellobium dulce(マメ科)を2万6千8百本。
幸い小雨期の降雨は久しぶりにまともに降ってくれており、苗木の活着を助けてくれそうです。リアタ小学校では、植えた苗木1本1本に担当する生徒を決めていて、彼ら/彼女たちは毎日木の世話をして「自分の木」の生長を楽しみに見守っています。
(写真左右とも) 半乾燥地リアタ小学校で植林に取り組む生徒たち