国内活動/イベント
小学生からのアンケート結果について話し合い中
6月13日にメンバー活動の1つの、教育支援グループのミーティングが桜新町の事務局で行われました。このプロジェクトは、タンザニアのオリモ小学校に英語の辞書、手作り絵本の支援を行っています。今回のミーティングでは、2月のタンザニア植林ワークキャンプで実施された小学生へのアンケートの分析と、それに基づく今後の方向性について話し合われました。
アンケートの内容は、辞書、絵本は使ってもらえているか、どの絵本が面白くて、どの絵本が面白くなかったか、などといったものです。アンケート自体は英語でこちらが作って紙にまとめたものを、アンケートを実施する小学校の先生に口語でスワヒリ語訳してもらい実施しました。
アンケートの回答はメンバーの一人がまとめてきてくれていたのですが、まずは小学生の英語、字が読めない。そして、読めても今度は、語順がめちゃくちゃ、送った覚えのない絵本のタイトルが挙げられている。といった具合になり、今日の事務局日誌のタイトルある、「こんなタイトルの本あったっけ?」となってしまうのでした。
そういったところからも、タンザニアの英語教育について考えさせられてしまいます。しかし、それにもかかわらずタンザニアでは小学校から中学校に進学すると、教科書も授業もすべて日常生活で使うスワヒリ語から英語になってしまいます。
幸い、辞書も絵本もちゃんと子どもたちに使ってもらえているようだということがわかりました。アンケートの回答の多くに、もっと英語の絵本が読みたいというものがありました。それを踏まえ、今後の方向性として、新たな絵本を作成していこうということになりました。