事務局日誌: タンザニアからの便りが届きました!!

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現地調査のためタンザニアへ行っている、藤沢からタンザニア便りが届きました。随時、事務局日誌で紹介していきますので、お楽しみに!
藤沢は、現在、キリマンジャロ山麓の村に入りプロジェクトに関する仕事を行っています。


タンザニア便り その3 ~至高のメニュー!?~

私事で恐縮であるが、タンザニアに来ての楽しみの一つに食事がある。

東アフリカの食事は、「西アフリカに比べてバラエティに乏しい」とか、「ウガリ※はどうも苦手で・・・」などといった声も聞くが、ウガリ大好き人間である私は、ウガリさえ食べていればそれでシアワセ!という幸せモノで、タンザニアにいても日本食が懐かしくなるということはまずない。
 
もちろんタンザニアで美味しいものはウガリばかりではない。たとえば鶏肉などは日本ではケージで育てられたブロイラーものが相場だが、こちらではそこらを放し飼いされて、虫などをついばんで育ったチャキチャキの地鶏である。しかもそれしかいない、ときたものだから、そりゃもう、ほっぺただって落ちようというものだ。

しかも、である。こちらではそれらの肉は炭火でゆるりゆるりと焼かれたものが出てくるのが当たり前である。なんせガスや、ましてや電気なんてものは、高級ホテルかお金持ちの家にしかないのだから。町のそこらの食堂や村に入ったら、どんな料理も炭か薪で調理される。

考えてみれば日本の高級料亭や旅館などで、「ウチでは薪で炊いたご飯をお客様にお出ししております」などといえば、これはもう立派な売り文句である。なにも高級料亭でなくともいい。巷で炭火焼きとか直火とくればそれだけで何やら品の高そうな香りがしてくる。ところがこちらでは、ご飯を炊こうと思ったら、薪で炊くしかないのだ。それどころかあのフライドポテトだって炭火を使って揚げちゃったりするのだ。

これは考えようによっては、ものすごく贅沢なことなのではなかろうか??そう考えるとますますこついらの料理が美味しく思えてきた。ああ、たまらん。

※ウガリ→東アフリカの主食。白トウモロコシを粉に挽いてお湯でこねたもの。

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