事務局日誌: 村人と外国人の距離感

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TEACAリーダーの一人、Njauさんは、ワークキャンプ開催地であるオリモ(テマ村)から徒歩で1時間ほど離れたキディア村の人である。Njauさんの家へのホームステイで、今回はじめてキディア村を訪れることができた。テマ村の地理と違い、キディア村には尾根づたいに大きな道が一本、背骨のように通っていて、一日に何台もの車が行き来していることに先ず驚く。この道は実はキリマンジャロ山登山ルートの一つで、村の中心部までダラダラ(乗合バス)も乗り入れている幹線道路なのだ。道を登り切った森林保護区にさしかかるところには公営のキャンプサイトまであり、多くの旅行者に主に下山ルートとして使われているという。そのせいかここキディアでは、道を歩いていても外国人に対する接し方や距離感が微妙に異なっているように思う。8月に計画中のスタディーツアーでは、オリモとキディアの両方を訪問する予定である。どちらがどうとは言わないが、参加者はそういう視点をもってのぞむのも面白いかも知れない。
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