事務局日誌: 胸突八丁

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タンザニア・ポレポレクラブにとって、この一年はこれまでにない激動の一年になるだろう。いま直面している様々な課題、ジレンマに対して、明確な目標を掲げ、また大胆な手を打ってその打開を図っていかなくてはならない。

 

以前「みんなの広場」にも掲載したが、”資金”と”マンパワー”、”国内活動”と”海外活動”、”クラブ”の名を冠するに値する”実態”と”実質”。突き付けられ、問われる現実は厳しい。

 

そうした状況をひっくるめて、タンザニア・ポレポレクラブは、これまで以上に明確な目標を掲げ、大胆な手を打つべき“第2期”に立っているとの認識にある。

 

海外活動然り。直面している現実はシビアだ。夢だけでは語れない現実がある。

 

かつて佐藤栄作首相が、田中角栄を指して 「刑務所の塀の上を歩いているが、不思議と内側に落ちない男」と評したそうだ。

 

はてさて、いまのタンザニア・ポレポレクラブはどうだろうか?薄氷の上を歩いているようなこの状況は、田中角栄さんとそれほど変わるまい。氷を割らずにこのまま渡り切れるのか、そう問われれば、はっきり「ある」と胸を張って答える自信は正直ない。でもこれだけは本当である。

 

“Kwenye nia, kuna njia” (「意志あるところに道は開ける」)

 

だからこそ諦めることなく、たとえゆっくりであっても確実に歩みを進めていきたい。

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