事務局日誌: 今年度の取り組みについて(2)『会費積立による現地直接支援』

  1. TOP
  2. 投稿
  3. 事務局日誌: 今年度の取り組みについて(2)『会費積立による現地直接支援』
その他

会員のみなさまと現地とを、もう少し身近に感じていただける形でつなぐことはできないだろうか。そんな思いを以前から抱いていた。

 

「みんなで頭をよせあい、みんなで決め、みんなで取り組む」
「百万回の議論より一つの行動を!」
「Pole Pole but Sure!(ゆっくりゆっくり、でも確実に)」

 

この当会の活動理念に添えるよう、一人一人の方が関わりを持てる機会を少しでも広く持つようにしたい。

 

現地とどう繋がっていけるだろうか。その一つとして、皆さんの意志と現地のニーズを、出来る限りお互いにわかり易い形でなおかつ間口を広げられる方法で結び付けられるようにしたい。

 

そこで、現地のニーズと会員みなさまとを直接結びつける『会費積立による現地支援』を今年度から始めることにした。その仕組みは以下のようなものである。

 

 (1)正会員を対象として、会費の5%を現地の特定プロジェクト支援のために指定(選択)できるようにする。
 (2)特定プロジェクトは、現地ニーズの中から小規模な資金で支援が可能なものとする。
 (3)ニュースレターに各プロジェクト毎の支援者名を掲載する
 (4)資金は1年間積み立て、翌年度に実際に現地支援を行う
 (5)現地には、それぞれのプロジェクト毎に支援者の名前を伝えていくようにする。

 

通常こうしたことは「指定寄付」の形をとるが、会費以外にさらにお金を募るのではなく、この方法なら正会員であれば誰でも自分の支援したいプロジェクトを直接支援できるようになる。

小さな試みかも知れないが、会員のみなさまに少しでも参加の機会を提供できたらと思っている。

一覧へ