事務局日誌: 『指定寄付制度』の導入

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タンザニア・ポレポレクラブには、これまで寄付の使途を問わない一般寄付はありましたが、今年度から特定の現地プロジェクト、取り組みに使途を指定できる「指定寄付」を始めることにしました。

この「指定寄付」は、先の会費5%積立による現地支援が、正会員のみに限られているのに対し、会員であってもなくても誰でも現地支援に参加できる点が、いちばん異なります。また、支援できるプロジェクト、取り組みも若干異なります。それは以下の通りです。
 
・指定寄付対象プロジェクト
(1)改良カマド支援
(2)診療所支援
(3)図書支援
(4)TEACA車支援
(5)現地寄贈文具等運送費寄付
 
以上の5つです。

上記のうち、(4)のTEACA車支援は、他のNGO等ではあまりない指定寄付かも知れません。

ワークキャンプなどで現地に行かれた方は良くご存知と思いますが、いまTEACAが使っている中古のランドローバーは、その必要性に比して傷みがあまりに激しく、そう遠くない将来に使用不可能になるのが目に見えています。車を失えば、各地の小規模苗畑グループの巡回指導を初め、彼らの活動に大きなダメージを与えることは必至です。
 
さらに、現在TEACAは自分たちの活動の自立のために一生懸命努力しているのですが、この車の修理のために毎年多額の支出を強いられており、それが自立の大きな足かせになっています。本来車の買い換えも彼ら自らの力で行うべきなのですが、そのようなお金はとても捻出できる状況にありません。そこで、少しでも彼らの車の買い換えを助けられるよう、この支援を指定寄付に加えました。
 
この指定寄付の集まり状況や結果報告はニュースレターで報告していきます。

今後会費納入等のときにお送りしている郵便振替用紙に、先の5%積立のプロジェクト指定及びこの指定寄付の項目を追加してお送りするように致します。
 
みなさんのご支援、ご協力をぜひよろしくお願い致します!

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