その他の海外事業の取り組み状況


 ●2020年
   5月  Going my way - マグフリ大統領
   4月  代替炭プロジェクトの立て直し
   3月  村へのプロジェクト視察/ホームステイを受け入れました!
   1月  Eチャレンジへのご協力ありがとうございました!


2019年分2018年分2019年分2016年分2015年分2014年分2013年分2012年分2011年分2010年分2009年分2008年分

2020年分はこちら


■ Going my way - マグフリ大統領 ('20/5) ■


薬草由来の強壮剤
薬草由来の強壮剤


今回はタンザニアの事業についてではなく、いま世界を揺るがしているコロナウィルスへの対応について、ここに来てタンザニアがどうもおかしなことになっているため、その状況についてまとめてみます。

ここ1週間ほど、タンザニアのコロナウィルスの感染者数が、480名でとまったままピタリと動かなくなっています。

本当に感染者が増えていないのであればそれは素晴らしいことなのですが、果たしてどうか、最近のタンザニアの動きを見ていると懸念を抱かずにはいられません。

もともと政府発表の感染者数については「少なすぎる」、「政府は正確な感染者数を隠蔽している」との批判が野党から出されていました。村人に聞いても、「周りで葬儀が明らかに増えている。感染者が増えていないというのはおかしい」と、彼らなりの論拠をもって疑念の目を向けています。

タンザニアでは昨年、エボラ出血熱による死亡が疑われる事例が発生した際、情報を提供しなかったとして、世界保健機関(WHO)がタンザニア政府を非難するという事件がありました。タンザニア政府はこれを事実無根として真っ向から否定しましたが、結局事実は何だったのか明らかにされることもなく、うやむやなうちに葬られてしまいました。

こうした「前科」があるだけに、政府発表のコロナウィルス感染者数に対して、タンザニア国民の向ける疑念の目は根深いものがあると言えるでしょう。

そこにきてこの5月3日、マグフリ大統領は同国でコロナウィルスの感染チェック(検体検査)を担ってきた国立研究所の所長と幹部を、突然停職に処してしまいます。タンザニアでは4月初旬まで感染者数は20名程度でしたが、中旬以降50名以上増加する日が発生し、4月29日にはついに前日比194名増加し、現在の政府発表である累計感染者数480名になりました。

マグフリ大統領はこの増加数に疑念を持ったらしく、研究所には分からない形でニセの検体(果物、動物、油)を送りつけたところ、その一部からコロナウィルスが発見されたとの結果が出されたことから、この処分に至ったようです。こういうやり方自体どうなのかと思いますが、大統領は「検査キットか、検査技師か、検査体制に問題があるか、あるいは(他国)外部者による(研究所への)干渉(あるいは結託)の可能性がある」としています。

タンザニア政府のコロナウィルスへの対応は、厳格な封鎖や制限を採る近隣諸国とは大きく異なっており、都市封鎖や外出禁止などをせず、仕事やマーケットなどもそのまま、教会やモスクなど宗教施設での礼拝も止めないなど、そのやり方に対して他国から批判が出ていました。しかしそうした指摘をする先進国の記者に対してマグフリ大統領は、「感染爆発を起こしている国から来た人間が何を言うか」と手厳しく非難しています。

大統領が疑うように、もしかしたら研究所に問題はあったのかも知れません。しかし今回の研究所所長の停職処分や、就任以来これまで大統領がとってきた態度をみるにつけ、今後大統領の意向に沿わない数字(感染者数)を政府機関やその担当者が出すことは難しいように思えます。そうしなければいつでもクビにされる恐れがあるからです。たとえ大統領にその気がなかったとしても、周りの者はそう受け取るでしょう。

感染者の数がピタリと止まったのは、実際に増えていないのではなく、数字を出したくても出せない状況が生まれているのではないかと思えます。これまでも政府発表の数字に対する懸念はありましたが、今後ますます額面通りに受け取ることは難しくなりました。

さらにマグフリ大統領は、コロナウィルス治療のためにマダガスカルの薬草から抽出した強壮剤(トップ画像)を使うつもりだとして、その入手のためすでにマダガスカルに飛行機を派遣したと発表しました。この薬草も、先のWHOが「治療の証拠はなく、使うべきでない」と警告を発しているものです。

どこまでも「going my way」な大統領。
コロナウィルスへの対応について世界はまだ正解を手にしておらず、タンザニアの、マグフリ大統領のやり方が間違っているとは言えないのでしょう。

しかし数字を額面通りに受け取ることはますます難しくなった。それだけは間違いありません。


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■代替炭プロジェクトの立て直し('20/4)■


小学校で遊休となっている代替炭製造用設備
小学校で遊休となっている代替炭製造用設備


カウンターパートのTEACA(Tanzania Environmental Action Association)は、作物残滓を利用した代替炭プロジェクトを、モシ県の小学校(20校)や山麓のグループに展開しています。

これは海外の援助団体によって、森林資源利用の削減を目的に実施されたものですが、なかなか思うようにいっていません。代替炭を使用するには特殊なカマドが必要になること、代替炭を作るのにかなりの手間を要することなどがネックになっています。その結果、ほとんどの学校で設備が遊休となっているか、薪利用に戻ってしまっています。

代替炭用カマドで薪を利用している小学校

代替炭用カマドで薪を利用している小学校


プロジェクトでは当初、それぞれの支援先で代替炭を自給することを考えていたのですが、先の手間の問題から自給には無理があり、これを電気設備を持っているTEACAからの供給に切り替えることにしました。

また供給先も、薪の需要が大きい寄宿制の中学校に切り替えることにしました。現在コロナウィルスの影響でタンザニア全土の学校が閉鎖されていることから、再開を待って実施に移すことにしています。

中学校では必要な薪のかなりの部分を購入により調達しており、上手くいけばそのコストを6割ほど減らすことができ、もちろん薪を使用せずに済むようになります。

ただ電気設備をフル稼働させるだけの需要を確保できないと、ランニングコストがTEACAの運営を圧迫する懸念があり、どれだけの需要を確保できるかが課題となります。


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●当会がキリマンジャロ山で取り組んでいる 「植林」、「改良カマド普及」、
 「コーヒー農家支援」、「裁縫教室」、「養蜂プロジェクト」
を1口100円から
 インターネット寄付で支援できます! → こちら



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■村へのプロジェクト視察/ホームステイを受け入れました('20/3)■


苗畑グループの取り組みについて説明中!
苗畑グループの取り組みについて説明中!

この3月、当会のプロジェクト地の一つであるキリマンジャロ東山麓ロレ村に、プロジェクト視察/ホームステイを受け入れました。

これまでロレ村には1名ずつホームステイで受け入れてきたのですが、今回は1月時点で最大5人ほどが見込まれ、調整が大変かなと思っていました。

しかしその後、世界的に感染が広がっていたコロナウィルスの問題で旅行がキャンセルになったり、都合がつかなくなったりで、最終的には協力隊でタンザニアに派遣されているTさんがいらっしゃることになりました。しかも研修の都合で1泊のみの駆け足の予定となってしまい、お忙しい中をそれでもいらしていただいたことに感謝しています。

短い日程でしたが、村で実施している植林、育苗、改良カマド、養蜂、養鶏プロジェクトを一通り視察していただき、養蜂グループのメンバーとも話し合いの機会を持つことができました。

村で普及している改良カマドを見学
村で普及している改良カマドを見学

ホームステイ先でも夜遅くまで、グループのリーダーとあれこれ話し合う時間を持てたことは良かったと思っています。改良カマドに関心を持たれ、派遣先の村での普及について話が弾んでいました。こうした繋がりは大切にしていきたいと思っています。

幼稚園の子どもたちは興味津々
幼稚園の子どもたちは興味津々


●ロレ村でのプロジェクト視察/ホームステイ受け入れについて
 原則として当会が現地調査を実施しているタイミングでの実施となり、
 次回は7〜9月の予定です。

 詳しい内容は以下でご覧いただけますので、関心のある方はお気軽に
 当会までご連絡ください! → http://polepoleclub.jp/homestay.html


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当会は週1〜2回、事務局での簡単な作業のお手伝いをしていただける事務局ボランティアの方を募集しております。
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事務局ボランティアについての詳しい情報は → こちら

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■Eチャレンジへのご協力ありがとうございました!('20/1)■


ミツバチの森づくりに取り組むキリマンジャロ山
ミツバチの森づくりに取り組むキリマンジャロ山

Eファンドレイジング・チャレンジで実施されていた『世界遺産キリマンジャロ"みつばちの森"プロジェクト』 寄付キャンペーンが1月16日に終了しました。

目標額60万円に対して、63万円(2019年分からの合計額)のご寄付をいただくことができ、ご協力いただきました皆さまに心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

このプロジェクトは世界遺産キリマンジャロで進むコーヒー産業の斜陽化と、村に将来を見いだせない若者の相次ぐ離村に対して、ミツバチの森づくりと養蜂の導入による新たな地域産業おこしを目指すものです。

それだけではありません。キリマンジャロ山では森林資源利用から村人を排除する政策がとられていますが、森と一体となった彼らの生活は、これでは成り立ちません。やむなく森に入る村人たちを待っていたのは、凄惨な暴力と銃でした。この12月にも1人の村人の命が奪われてしまいました。


■殺人に抗議する村人たちの様子を伝える現地ニュース(youtube動画、スワヒリ語)
 キリマンジャロ州知事、住民と国立公園公社警備隊との紛争現場に入る
 → https://www.youtube.com/watch?v=atX-JwVczpQ


このプロジェクトは、地域住民が自らの手で森を生み出し、オルタナティブな生活手段を得ていけるようにすることを狙っています。世界遺産の山で起きている人権侵害、生活圏の侵害を一刻も早く解決に導いいていかなければなりません。なにより、村人たちの命を守らなければなりません。

Eチャレンジによるキャンペーン期間は終わりましたが、このプロジェクトは継続プロジェクトとして、引き続き同じサイトでご寄付を受け付けております。

キリマンジャロ山で「人」と「自然」を守っていくために、ぜひご協力をお願い致します!また、この取り組みを見守っていただければ幸いと存じます。


★『世界遺産キリマンジャロ“みつばちの森”プロジェクト』 サイト
 http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10606



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