その他の海外事業の取り組み状況


 ●2017年   5月 国立公園管理への抗議署名8,500人を突破!
           4月 テマ村の新診療所建設
           2月 裁縫教室の政府登録、頓挫
            

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■国立公園管理への抗議署名8,500人を突破!('17/5)■


基礎工事が進行中のテマ村の新診療所


当会は世界遺産キリマンジャロ山で実施された地域住民の生活の森への国立公園拡大と、武装パークワーデンによる銃、暴力まで用いた住民排除に抗議し、彼らの人権と生活権を守り、生活の森からの国立公園指定解除およびそこでの住民主体による森林管理の実現を求める署名への協力を呼び掛けています(署名サイトchange.org→こちら)。

この署名活動はキリマンジャロ山の森林に沿う村々によっても展開されており、現在までに現地と合わせた署名数は8,546名に達しています。

しかし現地では住民によるこの署名活動に対してまで圧力が加えられるようになり、政府をおとしめる汚いキャンペーンだとして活動排除が行われようとしています(無罪放免されたとはいえ、警察力が使われました)。住民たちはこうした重圧や恐怖に立ち向かい、必死に署名活動を続けています。

当会、そして地域住民は、今夏の署名提出に向けてこれからもこの署名活動を続けます。かつて政府の森林プランテーションによって進んだ森林破壊。その責任を一方的に住民に押しつけ、人権、生活権を無視してでも彼らを暴力的に排除し、抗議する弱者の声を圧殺しようとする。当会は世界遺産の山で行われているこのような行為に断固反対します。

引き続き皆様の署名へのご協力をぜひお願いいたします!!

 ●署名呼び掛けページ → こちら

 ●国立公園を巡る現地の最新情報 → こちら

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当会はキリマンジャロ山の森を守っていくためには、住民排除による国立公園化ではなく、キリマンジャロ山の森林保護の過去の歴史と事実が示しているように、排斥の対象とされた地域住民こそが主体となった森林保全・管理がもっとも効果的、持続的であり、必要とされていると考えています。キリマンジャロ山の住民とともにその実現を目指す当会の取り組みへのご協力、ご支援をぜひお願いいたします!

●ご寄付
 ・ネットでのご寄付 → こちら
 ・郵便振替でのご寄付→ 郵便振替口座番号: 00150−7−77254
                 加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ
 ※ 郵便振替の場合は、備考欄に「植林指定」とご記入ください。

●会員になる
 ・ネットでのご入会 → こちら
 ・郵便振替でのご寄付→ 郵便振替口座番号: 00150−7−77254
                 加入者名: タンザニア・ポレポレクラブ
 ※ 郵便振替の場合は、備考欄に「会費」とご記入ください。

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■テマ村の新診療所建設('17/4)■


基礎工事が進行中のテマ村の新診療所

基礎工事が進行中のテマ村の新診療所



キリマンジャロ東南山麓にあるテマ村(人口約4千人)には、小さな診療所が一つしかありません。しかしその診療所も老朽化が激しく、村では新たな診療所の建設を目指しています。とはいえ村に資金はなく、政府も助けてくれないため、住民からの寄付に頼るしかありません。もちろん住民にもお金の余裕などありませんから、診療所の建設が検討され始めてからもう5年近く経っています。

また、診療所用の土地の取得にあたって村の中でも政治的な動きがいろいろあり、建設作業に入れずにきた経緯もあります。

そうした課題もようやく片付き、いよいよ建設が開始されることになりました。当会は従来、旧診療所への薬剤の支援を実施していましたが、昨年度は新診療所の基礎工事に必要となる石材を支援することとし、現在これを使った工事が進められています(写真)。

建設にはまだまだ資金が足りておらず、村では各方面に協力を依頼して少しずつ建設を進めていく計画です。現在の計画では完成は早くても3年後となる見込みですが、当会は工事の進捗状況を見ながら、今後の支援方法について検討をする予定です。



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●当会は裁縫教室で学んでいる少女たちを支援するための
 ご寄付を受け付けております。
 3千円で1人の女の子が1年間、裁縫教室で学ぶことができます!
 寄付ページ → こちら

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■裁縫教室の政府登録、頓挫('17/2)■


カウンターパートのTEACA(Tanzania Environmental Action Association)から残念な知らせが届きました。それは、政府の公認校登録を目指していたTEACAの裁縫教室が、要件を満たしていないとのことで登録NGとなってしまったのです。

国の認定機関である職業教育訓練公団(VETA)モシ県支部(写真)からは、登録にあたっての書類審査および現場査察の結果、「問題なく登録される」と言われていました。さらにその上位機関であるタンザニア北部地域委員会の局長からも「査察の結果は登録要件を満たしている。委員会の最終決定を待つように」と公式文書で通知されていました。

政府の職業教育訓練公団(VETA)モシ県支部

政府の職業教育訓練公団(VETA)モシ県支部


ところが、その北部地域委員会の最終判断でNGとなってしまったのです。その理由には2つあり、一つは公認校の規定が変更となり、有資格教師の最低人数が新たに設けられたこと。そもそも申請段階で設けられていなかった規定を申請後に追加で適用するというのは、いくら何でもルール違反です。しかしどうにもなりません。TEACAの裁縫教室にいる有資格教師は1人。これに対して新たな規定では、あと2名の確保が必要になります。

もう一つは、いくつかの機材の不足。ただしこれはもともと査察時点で指摘され、委員会での最終審査までに調達、整備し、その完了報告をあげることで大丈夫とされていたものです。TEACAは査察後、早々にすべての不足機材を整備しVEATAモシ県支部に報告をあげていたのですが、何とその報告が、県支部から北部地域委員会に対してされていなかったのです・・・。

TEACAに落ち度はなく、それだけにこの結果に受けたショックは大きく、当然VETAに抗議することになりました。これに対してVEATAからは、規定は変えられないが2月一杯猶予するので、その間に不足する教師を何とかするようにとの妥協案が示されました。

現在1名いる有資格教師でさえ、山奥の僻村に来てもらえる人を探すのに2年もかかりました。それでさえ、それまで裁縫教室で教えていた村の教師の給料の3.5倍もの給料を払ってやっと来てもらえるようになったのです。それを1ヶ月ほどの猶予期間で2名も揃えろというのは、とても猶予といえるような内容ではありません。

そこでさらにVETAに対し、その教師の手配協力を依頼しました。VETAはこれを了解し、なんとか目処はつきつつあります。しかし問題は跳ね上がる人件費です。これをどうするか。当会は今月中旬から現地に入ることにしており、この問題についてTEACAと協議することにしています。授業料の値上げは避けられないと思われますが、それ以外にも方策を探ってくるつもりです。

いずれにしろ、裁縫教室の政府公認校登録をこれまでの方針通りに進める計画です。




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