2015年 その他事業の活動履歴


 ●2015年  9月  TEACAに新しいボランティアがやってきました!
          6月  授業の合間の授業
          4月  小学校での打ち合わせ




■ TEACAに新しいボランティアがやってきました!('15/9)■

TEACAの新しいボランティア マクスミラン君

TEACAの新ボランティア マクスミラン君(左から2番目)


TEACAが海外からの長期ボランティアを受け入れるようになって早くも3年目になろうとしています。そして今年もこの9月初旬から、ドイツ人ボランティアのマクスミラン君がやってきました。彼はまだ高校を出たばかりですが、他を圧倒する巨漢!身長は190cmを超えています。

じつはこのマクミラン君で3人連続してドイツ人のボランティアになります。ドイツでは2011年まで成人男子に対する徴兵制度がありましたがこれが停止され、かわって義務教育を終えているすべての男女を対象にした1年間の連邦ボランティア役務制度が導入されました。またそれ以前から環境分野や良心的兵役拒否者に対する社会福祉分野でのボランティア活動を義務づけたり、国が資金的な補助をしたりして、市民がある程度の期間、社会活動にボランティアとして加わってきた下地があります。

こうして次々とドイツ人の若者がボランティアとしてやってくるのを見ていると、議論の余地はあるのかも知れませんが、国が積極的かつ強力に市民の社会活動への参加を促してきたことが、彼らの価値観の形成や行動にも影響しているのだろうと思います。マクミラン君はほぼ海外経験がない中でいきなりアフリカの農村での1年間のボランティアに飛び込んできたわけですが、「ボランティアでの様々な経験を通して多くを学ぶという自分の選択はきっと間違っていない」と言っていました。彼の言葉通り、そして前任のレオン君同様、多くを経験し学んでいくことだろうと思います。



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■ 授業の合間の授業('15/6)■


現地カウンターパートのTEACA(Tanzania Environmental Action Association)は、家庭の事情などさまざまな理由で中学校に進学することができなかった村の少女たちを対象として、彼女たちの自活を支援するための裁縫教室を運営しています。

彼女たちはTEACAの事務所に併設された教室で2年間、縫製と編み物の勉強をします。TEACAはそんな彼女たちに、授業の合間を縫って苗木の育て方なども教えています。

環境を守っていく取り組みは、何かをしたからといってすぐにその結果が出ることはほとんどありません。たとえばキリマンジャロ山で村人たちが取り組んでいる植林活動も、苗木が植えられ森が回復するまでにはどんなに早くても10年、樹種によっては20年以上かかることもあります。

こうした取り組みに村人たちが息長く取り組んでいけるようにするためには、彼ら/彼女たち自身の生活余力を少しでも生み出していくことがとても大切です。今日、明日の心配をしなければならないときに、遠い将来のことまで考えている余裕はないからです。

植林に取り組んでいるTEACAが裁縫教室の運営を手がけたのは、先ほども触れたように第一には少女たちの自活を支援していくことにあります。しかし同時に、村人たちが今日、明日の心配をしなくても済むようにしていくことが、将来にわたって息の長い環境を守るための取り組みを支えていくと考えたからです。とくに少女たちは村の中でも弱い立場にあり、優先課題として裁縫教室の立ち上げに取り組みました。

さて、そんな裁縫教室の授業の合間、TEACAのリーダーは教室に通う生徒たちに苗木の育て方なども教えています。「ここでは環境のこともしっかり学んでもらわねば」とはTEACAのリーダー、ンジャウ氏の弁。写真に写っている生徒たちもとても真面目そうですよね。しかし、実はちょっと目を離すとそこはもう女の子たちのこと、キャッキャとはじまり、もう大変。手より口を動かすのに忙しく・・・。そのうちTEACAのリーダーに怒られるぞと思う一方、どこの国に行っても変わらないものは変わらないものだと妙に納得したり。

苗木に水やりをする裁縫教室の生徒さん

苗木に水やりをする裁縫教室の生徒さんたち




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■ 小学校での打ち合わせ('15/4)■


写真はキリマンジャロ山の東南山麓、キレマ地区にあるキライ小学校(標高約1,800m)で先生方と苗畑の運営状況について打ち合わせをしている時のものです。この小学校には昨年新しく苗畑を立ち上げましたが、毎月このように苗畑運営や改良カマド普及などのプロジェクトを実施している学校やグループを巡回し、指導及びフォローアップにあたっています。


キライ小学校での先生との打ち合わせ

キライ小学校での先生との打ち合わせ


現地の学校にはだいたい環境担当の先生がおられ、教室や校庭の掃除など、日本でいえば学校美化や風紀にあたることを指導されています。苗畑を開設するとその先生がやはり担当教師になります。学校を訪問した場合、たとえば中学校では環境担当の先生とのみ打ち合わせをすることが多いのですが、小学校では写真のように、校長先生やその他の先生方も交えて話し合いをするケースがほとんどです。中学校の方が担当業務の専任化と権限が明確で、小学校の方は担当を置きつつも校長先生を含む全体で状況をシェアし、みんなで話し合いながら物事を決定していくことが多いと言えます。

この日も写真に入りきれていない先生も含め、全部で7人の先生方が同席してくださいましたが、打ち合わせだけでなく苗畑のチェックや生徒の取り組み状況の確認、水源の視察まで全員一緒にお付き合い下さいました。こうした現場指導では授業時間に食い込んでしまうこともしばしばで、申し訳ないな・・・と思いつつも、先生方はとても前向きで熱心です。

現地では3月下旬から大雨季に入り、これからが植林の本番なのですが、昨年の降雨不足の影響でどの苗畑も育苗に大きな影響が出ています。キライ小学校もその一つと言えますが、苗畑は生徒たちが丁寧に管理してくれており、とてもよく整備されています。同校は今後村の育苗拠点となることを目指しており、重点的指導と資材補充を含む育苗環境のさらなる整備を進めていく計画です。



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